半ば当たりですね。
妹は親父に自分を差し出す代わりにあの子を助けてくれるようにと交渉しにいったようです。
もちろんそんな事をあの親父が承諾するわけがない。
あの子に手は出していないの一点張り、完全否定されたあげくに妹は一時間以上も親父に性交を受けた。
二人でシャワーを浴びに行ったのは昨夜もアナルを犯されたためだ。親父は妹の肛門をいたぶるときゴムもつけないのだという。そのため終わると必ず風呂に行くんだ。
妹が体を張ってあの子を守ってやろうとしてるのに俺もただ傍観者ツラをしてるわけにもいかない。
ただ、妹の話から親父はあの子に性的なイタズラをしていることは絶対に認めないことは分かっているのでその事には直接は触れなかった。
まず、再婚するつもりかどうかを確認した。そして籍を入れるつもりであると確認した。反対しても無駄なことはわかっている。そこでそうなったら俺はこの家を出ていくつもりであることを話した。コーヒーカップを持ったままじっと俺の目を見て無言で聞いていた親父がカップをテーブルにおくと「そうか……」と一言だけ答えた。そのあと家を出るときは妹も連れて出ていくと言うとしばらく無言だったがダイニングの椅子から立ち上がるとリビングのソファーへコーヒーカップを持って向かいながら背中を向けたまま短く答えた。
「わかった……連れていけ」と。
あまりにも簡単に受け入れたので拍子抜けしているとこんな事を言ったんだ。
「おまえの妹だという前に、アレは俺の娘だということを忘れるなよ」
意味がわからず何が言いたいのかと聞くと恐ろしい言葉を平然と言い放った。
「アレは俺の女なんだよ……俺がここまで調教したんだからな」
「調教?」耳を疑った。
「ああ、そのおかげでアレとやってて随分お前も楽しんでるみたいじゃないか」……言葉が出てこなかった。
他人の子供の事を心配してる場合じゃないと思った。まず妹をこいつから助け出さなければ、と……。
「とにかく、あの二人を家に入れるなら俺は妹を連れて出ていくけどいいよね」そう念を押すとニヤリと不気味に笑って 「アレがお前と行くって言えばな」そう言うのだ。
その後2階へ上がり夕飯も食べずに自分の部屋に籠っている妹にドアの外からノックをしたあと声をかけた。
「後で話したいことがあるから俺んとこ来いよ」と。
少し間があって、それでも短く「んー、わかった」と答えた。
なのでもうすぐ来ると思う。今日は学校も休んでいる妹だ。
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