「親父はお前と俺がこんなことになってんの知ってるのか?」と聞いた。
「うん、ちゃんと話したから」とアッサリ言う妹。
「怒ってなかったか?」少し焦りぎみの俺。
「怒るって……お兄ちゃんと私を最初にヤらせたのってパパだよ」と言う。確かに始まりはそうだった。妹は親父の言いなりに俺を誘惑して故意に襲わせた。でも今は俺の女となった妹だ。
「パパはさぁ、今クリニックの子に夢中だから」とも言う。患者の子供の事だ。ここでさえ憚る話だから詳しく書くことはできないが危ない橋を渡っている親父だ。バレたら間違いなく暫くは出てこれないだろうな。そうなれば当然クリニックも閉める事になるだろう。妹は俺が守ってみせるからいいが俺たちにも相当な世間からのバッシングを覚悟しなければならないと思う。それだけの悪行を親父は行っている(はずだ)。
重篤な幼女性愛癖を患っている親父にとって妹はもう既に対象年齢を過ぎていて俺に奪われてもそう痛くはないのだろう。妹もそれをよくわかっているようだ。
休みともなると誑かしたその子の母親に会いに行く口実で実は本命は娘の方なのだ。おかげで俺はこんな可愛い女を手にする事ができたのだから或意味では感謝かも知れない。
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