家に帰るとなんとその女の子が来てました。
こちらの驚きと緊張をよそに全く悪びれるでもなく普通に「お帰りなさぁい」とか言われてしまいました。
妹の部屋は俺の部屋の隣なので二人の笑い声がずっと聞こえていて俺は気になって仕方がない。
11時を少し回った辺りで妹が部屋にきて……
「アニキさ、帰るってゆーから送ってやってよ」と言うんです。その子の家はバス電車で徒歩も合わせると小一時間もかかる距離なのでもちろん承諾です。
「お願いしまあーす」と言ってセカンドに乗り込むと窓を開けて妹に手を振ります。俺はこの時まで妹も乗っていくものだとばかり思ってたので慌てて「お前は行かねえの?」とセカンドの窓の外の妹を覗き込むように聞くと行かないと言うんです。
「ちゃんと送ってよ!変なことしたらぶっコロスかんな」と妹が言うと友達がゲラゲラと笑い「されたら直ぐに電話するね」と二人して言いたい放題でした。
車を走らせようとドライブに入れると二人で何やらこそこそと話して手をふりあい別れました。
走りながら何を最後に話したのか尋ねると「明日の打ち合わせしとけって」と言います。
そして「でさ、今日は明日迎えに来てもらうのに家の場所を覚えてもらえって」
そういうことかと納得でした。
明日のお迎えの時間や行き先等を話しました。
ラブホがいいと言うので正直に使ったことがないと言うとその子がカれシと行くホテルを案内してくれると言います。まったくナンてガキなんだか。
さて、送った帰りのコンビニです。
帰って寝ますね。
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