教養課程を終えて、専攻課程に入ると、講義やレポート作成、休日などのボランティア活動で忙殺された。
教員になる事を目指していた私は、弟へ向けていた慈しみも、疎ましく思えていた。
薄れて行く性欲に反して、弟の欲望は徐々に激しさを増して行く。
妊娠できない。
誰にも相談できない。
弟との関係が深まるほど不安が膨らみ、精神的に追い込まれていた。
周囲は、他人との恋愛を謳歌している友人達。
そんな連中の話を聞いたりするだけで、苛立ちを覚えていた。
幸福に思えていたセックスさえも、重荷になっていた。
ボランティアで子供達と遊ぶのが、癒しになっていた。
教育実習で生徒と距離を置いた関係も、悪くは無かった。
無意識に弟とも距離を置き始める。
深夜、レポート作成をしている時に、弟の部屋から声が漏れてきた。
二人で愛し合った様子を撮影した動画を見ながら、弟は自らの肉棒を握り締めて、自らを慰めていた。
不憫な思いをさせている罪悪感に苛まれた。
同級生や後輩を家に呼んでみたが、あまり良い反応は無かった。
(普通の恋愛が出来なくなったのかも?)
児童心理を学ぶほど、弟へのブラコン、私へのシスコンが明確になり、姉弟相姦の罪深さを自覚した。
ブラコンを克服するために、何とか距離を置こうと、合コンに参加したりもしてみたが、私自身に恋愛経験が無かった事も災いして、同世代の異性とは、会話も上手くいかなかった。
恐らく、弟も私と同じだっただろう。
挫折を味わう中で後悔していて出会ったのが、SMサークルで出会った女性だった。
友人の紹介で、彼氏を含めて四人で会った第一印象は、上品なマダムだった。
昭和生まれの彼氏さえ、まるで子供扱いしている様子が、実に頼もしく思えた。
皆から「先生」と呼ばれていた彼女は元教師で、実業家と結婚して、今は会社を経営する役員だという。
教職を目指していた私とは、直ぐに共通の話題も生まれて、悩みも打ち明けられる関係になって行った。
進路や弟との関係まで、親身になって答えてくれる彼女に、私も憧れを抱くようになった。
学生という事で、サークルの非正規会員として仮登録した私は、彼女の助手として、プレイに参加した。
最初は友人の彼氏。
友人をレイプして、私に悪戯をした彼氏を、先生と私が拘束して、彼氏を調教するシナリオだった。
私と友人が学芸会のような演技で芝居を始めると、先生が別人のように豹変して、彼氏を凌辱して行った。
迫力に圧倒された私は、彼女の言いなりになっていた。
レイプ被害者役の友人は、彼氏が先生に凌辱される様子を目の当たりにして、役を忘れて狼狽していた。
シナリオとは異なる修羅場の展開に、私は戸惑いながらも、興奮していた。
彼氏のペニスをアソコで加え込んだ先生に呼ばれ、彼氏の顔に跨がった私は、先生と舌を絡ませながら愛し合い、彼氏の舌でアナルを舐められた私は、初めて失禁しながら果てる快感を覚えた。
プレイの後、友人は彼氏に浴びせた私のオシッコを、拭うように舐め、先生と私は傍らで余韻を楽しむように愛し合っていた。
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