ちゃんと言い聞かせて家に帰ろうと思い
俺も部屋に入りました
室内は既に優が色々と調節していたみたいで
薄暗く中央のベッドに優が座ってスマホを触っていました
俺が座ってる優の元へ行き「帰ろう」と言う前に優が
「ママは何してるんだろーね」と言いました
当然、優子が旅行に行くことは優も知っているし
「何って、伊藤さんと旅行に」まで言った辺りで
急に優が立ち上がり
俺の耳元にスマホを当ててきました
女の子の甘い匂いと少し顔を前に出せばキス出来そうな距離感に
俺は娘なのにドキドキしてしまいました
優は「声だしちゃだめだよ」と言いシーっとする仕草
耳元のスマホはどこかに電話しているようでコール音が聞こえてきました
数回のコール音の後に「もしもし。伊藤ですけども。」と声が聞こえ
「もしもーし」と何度か言った後に電話は切れました
優は切れたスマホをベッドに置き
「今のは伊藤さんの家の番号なの。あの女は今誰と旅行に行ってるんだろーね」と言ってきました
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