「お前は どうしたいん?」
「う~ん・・・戻りたい・・かな・・」
「どこに?」
「一昨日・・・」
「そっかぁ~」
「忘れたいん?」
・・・
「忘れられへんわ・・・」
「そやな・・・あった事は事実やからな これからどうするかやな・・・」
「どうしたらええんやろ?」
「俺たちって ちゃんとデキたなぁ?」
「は? なんなん! 」
「いや・・・兄妹でヤったらチンチン爆発したり死んだりするんかと思っとったけど、ちゃんとまだあるやんな」
「なに言ってんの? アホちゃう!」
・・・
「普通でええんちゃうんかなぁ・・・?」
「普通ちゃうやん どこが普通なん?」
「なんで? 昔から好きやった女と寝たら もの凄い相性良かったって事ちゃうん?」
「私のこと ずっと好きやったん?」
「えっ?・・・う~ん・・・気付いてなかったけどな・・・好きっていうか・・・」
「ほら・・・離婚した時 色々考えるやん? あの時にな・・・ 誰と結婚してたら離婚せんかったんやろ?って考えたら・・・お前の顔が浮かんで来てん・・・」
「ええぇぇ~~そこ? なんか違うやろ?」
「お前が生まれた時から、同じ家で同じルールで一緒に大人になったんやから相性が良いって言うより・・・感覚とか価値観が一緒やねんな」
「私が合わせとっただけやん!」
「えっ・・・そうなん?・・・」
「そうや!」
・・・
「私はな・・・もう言うけどな・・・初恋がお兄やってん・・・」
「へえ~~ そうやったんや・・・」
「いつ頃?」
「わからん・・・いつ頃からかはわからんけど・・・」
「お兄と違う高校に行ったんも それが原因やん・・・」
「そうなん?・・・ん?・・・なんで?・・・好きやったら おんなじ高校に行ったら良かったやん」
「雑音が多かってん!」
「雑音?・・・雑音ってなんやねん?」
「雑音は雑音やん・・・私の友達も先輩もお兄のこと好きな人はみんな私に聞いてくんねん」
「へぇ~ そんなん知らんかったわ(笑)教えてくれたらよかったのに(笑)」
「・・・なんか腹立っとってん」
「なんで?」
「なんでもええやん!」
「あ~~ でも、俺もお前のこと紹介してくれって言う奴おったけど言わんかったなあ~」
「そやろ?」
「「あんなブスのどこがええねん」って言うとったわ(笑)」
「ヒド~! 私はそんなん言うてへんで!」
「お兄に付き合ってる人がおるんか聞いてこいとか言われて 何度かお兄に聞きに行ったで・・・」
「そんなことあったかなぁ~?」
「そしたらオッパイ触られたんやん!」
「ハハッ(笑)(笑) ああ・・あの頃な・・・」
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