姉ちゃんが風呂行ったから、昨日のことを書く。
昨日は夕方5時から夜11時まで居酒屋でバイト。
バイト終わって、姉ちゃんの家、行った。
「あがってもええか」
「あがり」
姉ちゃん、オレが行ったら、びっくりしてた。
「おなかすいてる?」
「まかない食てへん。めっちゃ腹へった」
「ちょっと待っとき」
玉子とネギだけの焼飯。
オトンもオカンも働いてたから、姉ちゃんがよう作ってくれた焼飯。
砂糖と塩こしょうよとしょうゆの味付けやから、甘いねん。
これにソースたっぷりかけたら、めっちゃうまいねん。
「いただきます」
これや!この味や!
「姉ちゃん、うまいわ」
「あんた、好きやもんな」
「これに、あの肉屋のコロッケ、うまかった」
「あの、コロッケもあんた好きやったから、買って、焼飯につけてんで」
「あれ、姉ちゃんが買ってたん」
「そうや」
知らんかった。オカンが買って、置いてるとおもてた。
「ひょっとして、チェリオも」
「わたしが買ってきた」
知らんかった。焼飯にコロッケ。食後のチェリオ。全部、姉ちゃんが用意してくれてたんや。
姉ちゃん、ほんまにオレを愛してくれてたんや。
「はなしあるんやろ」
「食てからはなすわ」
食後にチェリオはなかったけど、姉ちゃんはオレンジジュース出してくれた。
「姉ちゃん、オレのこと男として好きなん」
「男として愛してる」
「オレと結婚したい」
「したい」
「子供は」
「欲しい」
「まじか!」
「まじ」
姉ちゃん、本気や。
「姉ちゃん、腹割ってはなしする。オレは姉ちゃんと結婚する気ないし、子供なんか論外。けど、おめこはしたい。けど、したらアカンねん」
「わかるよ。あんたは正直で素直で、死んだおじいちゃんやおとうさんのいうこと聞いて育ったから」
「姉ちゃんには腹は立ってる。いろいろオレの恥ずかしいこと知ってるから、けど、嫌いやない。腹は立ってる」
「わかるよ。ほな、わたしの恥ずかしいこと教えたるけど、ひくなよ」
なにいう気や。
「あんたのしこってるの見て、オナニーしてた」
そら、好きな男のそんなん見たらするでしょう。
「ひく?」
「ひかへんわ。予想通りや」
姉ちゃん風呂から出てきた。
ごめん。続きはまた書く。
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