妹だから、といった喜びではないとしてしまうとここに書き込む意味がなくなるのかも知れません。妹の体しか知らない私はもしかすると以前に妹から言われていたように他の女を抱けば世界観が変わる可能性もあるでしょう。でも、初恋と性的快楽がリンクしたパートナーから離れる事なんて私には想像ができません。初めて本物の彼女と体を合わせた時に得た快感は到底他の女に置き換えることなどできないほど素晴らしいものだったのです。20年あまりも性的対象として妄想してきた女性とのセックスが現実になり、この手にした事を放棄するなど私程度の人格者にできる筈がないんです。
ただ……悪いことをしているという認識が性的な興奮や喜びになっているかと言うと必ずしもそうとは言えない。無いとも言いませんがどちらかと言えば「苦しみ」に近い。 例えば、妹も私も肉体的な欠陥は無くても決して二人の間に子供が作れないことなどです。妹の子は確かに可愛い。自分の子が得られない想いが殊更に姪っ子への溺愛に繋がっているのかも知れません。
そんなウジウジとした想いを払拭するために私の妹への虐待は加速して行くのです。女として妹が耐えられない程の恥辱を感じる事を目的とした行為を要求します。妹が言います。「まるで多重人格者だね」と、
普段の生活から想像も出来ない位に「私の体となると悪魔に変身する……」との事です。でも、そのあとがあります。「でも、そんな要求がすごくうれしいよ」と言う妹にはやはり私と同じ血が流れているのだと実感します。「闇の共有」でしょうか。
他の誰にも迷惑をかけないことを誓います。
ですからどうか私たちを「放って置いて下さい」
今夜もきっと彼女とセックスをします。また妹に苦笑され「ほんっっ、とに飽きないのね」と言われるでしょう。そしてまたこれも御決まりの確認です。
「そんなに私がすき?」と、
そしてまた馬鹿の一つ覚えのように私も答えるのです。「うん、おまえがどうしようもなく好きだ」と。
「私もお兄ちゃんがすき……」
「やってもいいか?」
「いいよ?私にしたいこと、なにをしていいよ……」
女神は優しく微笑むのです。
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