「あほっ!」と、言われれば「はい」と答えるしか他に手だては見つかりませんね。我ながら何を俺はやってんだろ…と思うこともあります。実際のところ……
本来あってはならない事とは私も妹も勿論わかっているのです。兄妹などの近親の関係でなぜ恋愛感情が生じないのかの生物学的な根拠ってあるのでしょうか。
いえ、屁理屈で肯定したいわけではなく、もしもあるならば私たちにそのプログラムが働かない原因はどこにあるのかを知らない限りここから抜け出すことは決して叶わないのでは、と思うんです。なぜならばこの状況を抜け出す意志が互いに無いように思うからです。
私と妹の違いは妹にとっては私と夫婦関係下にあるかぎり、私の求めに応じ続ける限り受けとる経済的メリットは甚大だと言うこと。他のバツイチ母子暮らしの家庭からみれば経済的には夢のような暮らしと言えるのではないでしょうか。わたしにとっては愛する妹ですし私の腐敗したファンタジーな性癖を現実に満たし具現化してくれる生きた女性、しかも妄想相手の本人ですから、金銭的な事を計算したことなど一度もありません。
ただ、 私の事は置いても彼女たちを不幸にするという恐怖は腐った脳の片隅にいつでも痼のように存在しているんです。
町会の新年会では例の困った姉妹がやはり参加していて親父と歓談しているのが物凄く怖かったですね。外堀から埋められ迫り来る敵に怯える城主のようでした。
だいたい、如何に適齢期の男不足だからと言ってイケメンでも金持ちでもなく頭も良くない、健康だけが自慢の早漏……いや、それはともかく、兎に角何の取り柄もない私にこだわる理由が見つからないでしょ。第一に私にその気が全くないわけですから、話していてそれを感じ取れないのが不思議です。「私とお付き合いを…」と言われればお断りする用意はあるのですが周りからじわじわと固められ最後に身動き出来なくなるような事態だけは避けなければと思っています。
ましてや妹がふざけて言うような「1回だいてあげれば?」なんて事は100殺行為ですね。
すみません、また話が外れました。
次は少しはましな話を書きたいと思いますのでごめんなさい。
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