自分が生まれ育った川に、鮭が戻ってきて泳ぎ回るように、息子のその物は、私のあの部分の中で泳ぎ回りました。
更なる上流を目指し、突き進む鮭、ほんとそう感じました。
押し寄せてくる快感に、私は声を我慢出来なくなってました。
セックスで声を我慢出来なくなるなんて、過去に経験のないことです。
声くらい出してあげないと、そんな感じで出していた過去しかない私でした。
私が歯を食いしばってる様子を見たからでしょうか。
「母さん、何も我慢することはないんだよ。ここには俺しかいないし、隣にも聞こえはしないさ」
その言葉に私の気が緩み、ついに声を発してました。
「あーっ!」
私の体はどうなってしまったんだろう、押し寄せてくる未知の快感に、ついに私は耐えきれなくなってました。
私は若い頃、自分は不感症なんだと思ってました。
そして、私の中を泳ぎ回る、息子のその物の力が増したような気がしたとき、私はついに限界を超えました。
「いぐー!」
私は物凄くはしたないような感じで、声を上げてました。
私の中を泳ぎ回っていた息子の鮭は、まるで産卵場所を掘り返すように私の中をかき回し、そして息子はその中で、放出を開始してました。
ほんとに鮭が跳ね上がるように、中でビクンビクンさせながら、私の中で解き放たれたことが、はっきりわかりました。
息子は私に体を密着させ、息子の息遣いや心臓の鼓動まで感じてました。
私も息子の体に手をしっかり回し、足も息子の腰を、がっちり押さえてました。
どのくらい時間が経過したか、かなり長い時間に私は思えましたが、しばらくそのまま、私と息子は動けないでいました。
お互い、声も出さずにいました。
ただ、息子は私の中で、その活気をまだ失っていないことだけはわかりました。
どのくらい時間がたったでしょうか?
息子が体を密着させたままの状態の、私の耳元でささやきました。
「母さん、大丈夫?」
少しずつ呼吸が整いつつあった私が答えました。
「大丈夫って?」
「いや、母さんの足が腰に、中で出てしまったから」
妊娠を心配してるんだ、すぐわかりました。
「50よ?大丈夫」
「そっか」
するとまだ活気を失っていない息子のその物が、再びわずかに動き出しました。
「続けていい?」
「うん、何回でも」
今度は雌鮭が産卵を終えた場所に来た雄鮭のように、再び泳ぎ回り、その産卵場所に、精子ふりかけたのでした。
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