再会から四年くらい経つが、今まで十三回実母と会った。
全てセックスしている。
父と離婚した後の実母のことを、聞いた範囲で書いておく。
父と離婚後、しばらく一人で生活していたそうだが、三十歳のとき、周囲の勧めで再婚。
しかしやはり子供を産みたい気にはなれなかったらしく、四年足らずで再び離婚した実母。
その後はずっと一人暮らし、そうしてるうちに俺に会ってみたくなり、父と連絡を取るようになったらしい。
俺が高校に入ったばかりのときだったそうで、父に俺が成人したら、一応話てみると言われ、それから時々、父とは連絡だけはとるようになり、俺の生活ぶりは知っていたそうだ。
二回目会った時だ。
最初と同じようにホテルの一室を借りた実母。
今日もするの?
そう聞いてきた実母。
俺は返事に少し困った。
でも実母はこう言った。
いいの。私は友明に何も与えてあげられないダメな母親。身体くらい、欲しいならいくらでも。
一度目は終始無言で、じっと目を閉じていた実母だが、二度目は逆に俺に何回もキスしたり、顔を撫でたり、声も発していた。
友明とこうしてること、夢みたいよ。
そんなこと言いながら、俺を受け入れていた実母。
友明、お母さん嬉しい。
そんなことも言っていた。
そして実母の中で、また終わった。
友明の気の済むまでしていいのよ?時間の許す限り、何回でも。
そう言われ、その言葉に甘えるように、俺は二発、三発、四発と実母とした。
そうなってくると、やはりもうそこにいるのは実母ではない、ただの小綺麗な熟女、若い俺に抱かれたいだけのただの女にしか見えなかった。
と言うか、俺自身、これは実母ではないと、自ら払拭していたと思った。
継母は実母より若いし、やはり美人系、でも性的な目で継母を見たことは一度もない。
戸籍上、母親はこの実母だが、俺にとっては役所に記載されてる、一枚の紙切れ上の母親と言う感覚。
だから実母でも性的な目で見れるようになってるのかも知れない。
そして、会う回数を重ねていくたびに、淫らに悶えるようになっていく実母は、さらに実母としての俺の認識を遠いものへとしていった。
何回目が会ったとき。
友明、お母さんいっちゃう~。
その声を聞いたとき、産みの親より育ての親が本物なんだ、そう強く実感した。
俺は今こう考えてる。
次会ったら、息子に抱かれている気持ちと、本当に俺を息子だと思っているのかを聞いてみたい、そう思っている。
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