靖さん、さらけ出しちゃったよ。
家に着いたのは11時半を回った頃で、ここまで遅くなるとは言ってなかったので、もう旦那も息子も寝ているのかも知れないと思いながら玄関のドアを開けると、意に反してすぐそこに息子が立っていました。
「どうしたの?」と切り出すと、「こっちこそどうしたのって、聞きたいよ」という答え。
「遅くなっちゃった」と答えながら靴を脱いでいると、「ちょっと飲みすぎただけ」と白を切り、自分の部屋に向かいました。
旦那は爆睡中。浴室に入り、首筋にシャワーを浴びていると、うっかりして下着の着替えもパジャマも持って来なかったことに気付きました。
汚れたものを身に着けられるわけもなく、バスタオルを身体に巻きつけリビングに向かいました。
その姿のまま、新しいタオルで濡れた髪の毛を拭いていると、ふと人影を感じて振り返ると、そこに息子がいたのです。
「急に現れて、びっくりするじゃない」と言いながら、バスタオルの端を差し込んで巻きつきを止ている左脇を、無意識の内に押さえていました。
再度髪の毛を拭き始めました。
その後、「洗濯機に入れておいて」と髪の毛を拭いて湿ったタオルを息子に放り投げ、背中を向けると「着替えるから」と、リビングから出るように仕向けました。
息子は受け取ったバスタオルを手に、「あっ・・・そう・・・」と、何か言いたそうな感じで動こうとしません。
逆に息子は近づいて来て真後ろに立ち、裸の肩を両手で包み込むように抱きしめます。
背中越しに感じるのは、まるで頼もしいナイトのようです。
右手が肩から離れ首の前を交差して左肩に、顔を右肩に乗せるような仕種の後、「僕は本当にママが大好きなんだ」と言われました。
条件反射的に身体がこわばり、その反応が間違いなく息子に伝わりました。
すると、右肩にあった息子の顔が上がった瞬間、左のバスタオルを掴んだ右手が動き、私を巻いていた唯一の布はあっという間に取り除かれ、一糸まとわない全裸となってしまったのです。
さらにバスタオルが床に落ちると同時に、左肩を抱かれるようにクルッと身体を回され、全裸のまま息子に正対させられたのです。
抵抗しようにも両肘を掴まれ、そのまま押される格好で後ずさりし、ソファーに足を取られるように倒れこみました。
その上に息子が覆いかぶさってきたのです。
「お願い、離して」と、間違いなく大きな声をあげました。
ただ、息子は乱暴をするわけでもなく、私の両手をつかんで身体を重ねているだけで、私の顔の左横に顔をうずめたままなのです。
「手を離して」と、左側の顔の方に口を向けて、再度大きな声を出しました。
それでも、息子は黙ったままでした。
しばらくして「ママ?」と、顔をうずめたままで話し始めたのです。
「これまで練習みたいだったけど、ちゃんとセックスしたい」
「ママだって、嫌だったら見せてくれたり、触らせてくれたり、入れさせてくれたりしないでしょ」
「僕はほんとにママが好きなんだ」
話し方もぼそぼそとしていましたが、しかし、私の耳もとだったのでしっかりと聞こえました。
確かに、『見せてくれたり、触らせてくれたり、入れさせてくれたり』をしてしまったのです。
掴まれている両手を振りほどこうとしていた力が、抜けていました。
私の抵抗がなくなると、息子の手が私の腕を伝わり胸に辿り着き、オッパイを揉み始めました。
このような状況で息子に胸を触られるのは初めてで、へんな言い方ですが新鮮に感じてしまいました。
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