後日談
翌朝、母は先に目覚めたのか隣には居なかった。
一人になると罪悪感が込み上げた。
頭を抱えていると下の階からご飯が出来たよと声がかかった。リビングに降りたら、母は何気ない顔でおはようと言ったので俺はドキマギしながら返事を返す。
叔父は仕入れがあると朝早くに出たという。
食卓には仕事に行くためスーツ姿の父もおり、食べ終わる頃だった。
俺は平常心を装い、朝食をチビチビと食べていた。
食べ終わった父は母に見送られながら出勤していった。
食卓に戻り席に着いた母は
「昨日はごめんね」
俺は箸を止め
「俺の方こそごめん。」
暫く謝罪のリレーをしてたら、可笑しくなって一緒にクスクスと笑いご飯をたべた。
先に食べ終わった俺は食器を片付けにキッチンへ行くと母もついてきた。
「?。どうしたの母さん?」
母は何かモジモジしながら俺の服の端をチョンとつまんできた?
「なに??」
「あ、あのね。」
顔を赤くする母。
(おい、まさか…。)
「もう一回。母さんとしてくれないかな?」
終わり。
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