その後も娘は、週末になると得意料理を作っては、デートへ出かけて行った。
夫婦は興味津々だったが、娘は何も話しては、くれなかった。
それが日常になったある日、妻が週末に泊まりで旅行へ行く事になった。
娘は、その間はデートをやめて、妻の代わりに家事をする事になった。
娘は時おり電話をしてくる相手と、楽しそうに談笑しながら、家事をこなしていた。
そんな娘の姿を眺めていた父親は、妻との新婚生活を想いだして、
「お父さんも手伝うよ」
と言い出した。
娘と一緒に、妻のエプロンをかけて、掃除や洗濯、料理に後片付けまで手伝った。
「お父さんも、やれば出来るんだね」
と娘に言われた。
娘が大きくなってからは、殆ど家事を手伝って来なかったから、父親が家事をする姿を見るのは、初めてだったかも知れない。
新婚気分を思い出して、上機嫌の父親は、娘に促されて夕食の片付けを終えると、先に入浴する事になった。
一番風呂という事で、娘の下着をイタズラできないのは残念だったが、久し振りに家事をして疲れた身体に、お風呂は何よりの癒しになった。
すっかり、リラックスして身体を洗っていると、突然娘が扉を開けて中に入って来た。
真っ白なブラとパンツの下着姿の娘は、父親の前で恥じらう事もなく近づいて来て、
「今日は手伝ってくれて、ありがとう」
「お父さんと一緒に家事が出来て、凄く嬉しかったよ」
「お礼に背中を流してあげるから、後ろを向いて」
と言われた。
後ろを向くように言われたが、父親は茫然と、娘の姿に釘付けになっていた。
顔も声も娘なのに、すっかり成熟した娘の身体は、別人の物にしか見えなかった。
「やだぁ、お父さん」
「あんまりみないでよ、エッチ」
娘の声でエッチと言われ、父親は我に帰ると、後ろを向いて、背中を娘に委ねた。
幼い頃は、娘によく背中を流して貰っていたが、後ろにいる下着姿の女性は、娘の声をした別人にしか思えなかった。
何とか平静を装うために、話をしてみるが、父親のアソコは、意思とは関係なく勃起した。
(娘に、こんなモノは見せられない)
必死になればなるほど、父親のアソコは男を主張してくる。
(やばい!)
(見ないで!)
前を洗うフリをしながら、必死でアソコを隠し続けた。
娘が背中を流し終えて、浴室を出て行くと、最初はリラックスしていたのに、一気にチカラが抜け、アソコも拍子抜けしたように縮んで行った。
浴室を出た父親は、フラフラになって寝室に向かうと、下着を身に付けずに、タオルを巻いたまま、布団の上に倒れこんだ。
火照った身体を、冷たい布団が冷やした。
冷たい布団が気持ち良いなんて、初めての体験だった。
リビングにいた娘が、晩酌にビールを用意したと言っているが、父親はそのままで眠ってしまった。
つづく
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