居酒屋に向かう車内であることに気づきました。
チャットでMさんとの会話は続いています。
でもFさんは運転中です。
MさんイコールFさんというのは有り得なくなります。
後部座席を振り返るとT君は自分のスマホを見ています。
まさか、T君が?
T君は常に現場に居合わせていました。 高校生とは思えない話術でしたが容疑者はもうT君しかいません。
そもそもの疑問が頭の中に湧いては、打ち消していました。 Mさんの娘さんというのは実在するのだろうか…
けんとT君の話を信じたからこそ、Mさんの娘と同じ恥ずかしさを味わえという言葉に従ってしまいました。
最初からけんとT君が仕組んだことなの?
けんが非行をする訳がないと思いながらも、それ以上にこんな嘘をついて、母親に恥ずかしいことさせるなんて考えたくありませんでした。
いえ…普通の人ならどんな事情でも下着姿を晒せなんて命令に従わないはずです。
まさか、私の本性を 彼に調教されて、すっかり変態に変わってしまったことを見抜いていたのだろうか…
車内でそんなことを考えていました。
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