兄は離婚が決まり、新しく部屋を借りて実家から出て行きました。
兄がいる生活に慣れてきた頃で、この頃は毎日寂しかった。
一人で行き着けのバーに行き、マスターに話を聞いて貰ってたけど、その日は忙しくてあんまり相手して貰えなかった。
お酒だけが進み、私はカウンターで酔い潰れた。
「夏美ちゃん、もう帰った方がいいよ」
「あぁームリー」
「誰か迎えにきてくれない?」
「LINEしてみるから、ちょっと待って」
私は兄にLINEした
酔い潰れたと一言送り、店の名刺の写真を送った。
数分後、兄から返信
兄は迎えに来てくれた。
ここからは、兄の部屋の中の話です。
「お前、なんか悩みあるのか?」
「あるよ、冗談じゃないよ」
酔った私は止まらなかった
「あんたが結婚した時、私はあんたが幸せならいいと泣いたんだよ。それが、奥さんの浮気で離婚とか笑えないわ」
「泣いた?」
「泣いた!だって大好きだったもん」
信じられないほどの静寂
「それ、お前誰かに言った?」
「言えるわけないじゃん!今でも好き!」
涙とマスカラで顔はぐちゃぐちゃ。
「酔い冷ましてシャワー浴びてこい」
少し寝てからシャワーに向かった。
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