オンナってスゴイなって思った。
俺が目覚めるとベッドには母ちゃんいなくて、リビングの方から妹としゃべってる母ちゃんの声が聞こえた。
マズイっと思って脱ぎ捨ててあったジャージの上下着こんで廊下側のドアから抜け出て自分の部屋に戻った。
落ち着いて考えてみたら母ちゃんとばあちゃんとやったんだから、今晩から修羅場かと思った。
そしたら、階段上がって来る足音がして俺の部屋のドアがノックされて、
「ハル、晩ご飯出来たから。」母ちゃんの声がして、また下に降りてった。
どんな顔して降りりゃ良いだろ・・・そう思ったけど、なるべく平気な顔してリビングまで行った。
ドア開けたら、ばあちゃんも母ちゃんも妹も3人揃ってテーブルについて俺を待ってたみたいだった。
いつもなら妹の隣の席が俺だけど、どういうわけか空いてるのは母ちゃんの隣、目の前がばあちゃん、席付いたら「頂きます」って言いながら母ちゃんは俺の脇腹つねるし、ばあちゃんは俺の足小突いて来るし、それでも妹とは平気な顔で2人ともしゃべってたから「オンナ」ってコワイと思った。
飯食い終わったら、俺どっと疲れが出て一番風呂入ってベッドに転がり込むと翌朝まで死んだように寝た。
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