お茶を入れるのに母が立ち上がり、一旦話しは打ち切り。
本題に入れない自分にイライラしていると母が戻ってきてこう言った。
「まぁさ、中学生で女の人にチンチン触ってもらえる人なんて滅多にいないんだし ラッキーだな、くらいに考えなよ。お母さんも僕の性教育だと思ってるし」
僕の性教育の為という母の声を聞き、イケルかもと思い二週間程悩んだ事を言い出した。
「…で、でも、まだお母さん見せてくれないよね、」
「俺、お母さんのマンコが見たい。セックスしてみたい」
13歳の自分でも後戻りできないと分かった。
ついに言ってしまった。
その時の母の表情は余りよく覚えていない。
怒っていた気もするし、笑っていた気もする。
5分程経った頃だろうか、俯いたままの俺に母が近付き、俺の肩に手を置いて言った。
「僕、セックスっていうのはね、本当に愛し合った二人がするものなの」
「お母さんは僕の事好きだし、僕もお母さんの事好きだと思うけど、それは男女の愛とは違うの」
「見たいって言うなら見せてあげる、でもセックスだけは絶対に駄目なの。分かってくれる?」
「…分かんない」
「僕、本当にダメなの」
「分かんないよ!何でお母さんの事、女の子として愛してないって分かんの!」
「僕はお母さんの事大好きだし、他の女なんか好きにならないよ!」
その時は本気でそう思っていたし、実際クラスメイトの女子には見向きもしなかった。
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