女としてみれば晶子は痩せ型で顔も美人ではないかもしれないが、可愛くてわたし好みだった。性格も一人娘で我儘ということもなく、嫁にするには十分だった。しかし、その時はそんなことまでは考えていなかった。晶子の体を味わうことに集中していた。晶子の切なげな喘ぎが興奮を高めて、大事な所を舌でなめ始めると急に晶子が上に逃げるようになり足を閉じた。
「お兄ちゃん、ダメ・・・恥ずかしいよ」
私は先程からの疑問を口にした。
「セックスするの初めて?」
小さく頷く晶子が愛しくなった。今まで処女に出会ったことは無かった。処女なんて面倒くさいだけだろうと今まで思っていたのが、急にうれしくなった。
「ゆっくりするからね」
私はもう一度ゆっくりと胸の愛撫とクリの愛撫を丹念に繰り返し充分に濡れたのを確認してから挿入した。グッと力を入れるように進むと熱い晶子の物が圧迫してきた。晶子を抱いてから感じていた”肌が合う”としか言いようのない、気持ちよさが体の中に充満した。
「痛い?」
「大丈夫・・・」
この女に子供を生ませたい強烈な欲望がうまれた。
朝起きると叔父も叔母もすでに出かけていた。晶子が用意してくれた朝飯を頂きながら晶子に聞いてみた。
「俺と結婚するか?」
「うん。だって小さい時からずっと好きだったんだもん」
これが、物語の序幕だった。
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