由美は俺のすぐそばから離れない。
二人して緊張したような、そんな顔で話をしていた。
先程の事が無かったようにお互いにどうでも良い話を途切れさせない様に話をした。
少しすれば余裕も出てくる。
気持ち的には、今日は怖いことはもう無いと感じていた。
由美は短パンにTシャツというラフな格好をしていた。
くっつくように側に座り、自分達が立てた音にすら過剰に反応してさらに近寄ってくる。
「もう大丈夫だよ」とか「何もないよ」と宥める。
同時に腕に当たる胸の感触で少しムラムラしてきた。
「由美ちゃん…もっと離れてよ、暑い」
俺はとりあえずムラムラを静めなければならない(笑)
嬉しい状況と理解しつつも下半身が元気になりつつあるし、このままでは完全に勃起してしまう。
それは流石にまずい。
「あ~…ウン解ってるけどさ~」
ちょっと怖いんだよね、何となく…恥ずかしそうにボソボソ呟く。
チラチラ胸元を見れば青いブラが覗く。
見ちゃヤバいと思いつつもなかなか無い機会にどうしても目が行く。
「ソロソロ大丈夫かな?」
俺に確認されても困るが由美は俺にそう言い
、返事を待たずに俺から離れて向かいに座った。
少し緊張が解けた様な雰囲気だった。
目の前に座ると、胸は残念ながら見えなくなったが短パンの裾からは下着がチラチラ足を動かす度に見えた。
時々機会を伺ってはチラッと見る、そんな繰返し。
バレない様にと思ったが何か雰囲気を感じたのか由美は突然自分の股間を確認した。
「見た?」
「え!?何を?」
バレたと思い先程とは違う緊張が俺に走った。
「見たでしょ?」
ちょっとしかめっ面を作りながら聞いてきた。
言わなくても解るでしょ?と目が言っている。
言い訳も見つからず、俺はエヘヘと笑いながら誤魔化してみた。
「エヘヘ…ちょっと見えたから見ちゃった」
エヘヘと言いつつ焦りながら反応を待った。
「まぁ…良いけど、そんなに見たいの?」
由美がTシャツを引っ張り、下を隠しながら笑っていた。
「う~ん」
曖昧な返事をしながら視線を泳がせた。
「大きくなってるでしょ?」
由美は俺の言葉を待たずに言った。
「え?」
確かに勃起していたが立て膝にしてたからバレてないはず…と自分の股間に目を落とした。
しかし神経が逸れていた事もあり、少し開いた膝の間からパジャマの上からも解る膨らみがあった。
『ヤバッ!!』
慌てて膝を閉じるが逆効果、認めた様なモンだ。
「さっきから見えてたよ!」
俺も観察されていたらしい…
「じゃあね~…特別に」
そう言いながら由美は立ち上がると短パンを脱いでしまった。
『見せてあげるね』
なんて言いながらチラッと見せてくれるのか!?と一瞬期待したがそれ以上の行動に出た。
「さっきのお礼!」
Tシャツで隠れた部分も見せてくれた。
「ちょっと驚いた…」
やっとそれだけ言えた(笑)
「勇樹は?見せてくれないんだ?」
同じ姿勢で固まる俺に由美の目はお前も脱げと告げている。
「俺のなんか見ても…」
「良いから良いから…早く」
促されて立ち上がり、思いきってパジャマを下げた。
「凄い…立ってる」
由美は俺に近付くとパンツの上から触ってきた。
既にパンツには小さな染みまで浮いてきていた。
「触って良いの?」
俺も聞いてみた。
「良いよ」
由美の返事を聞くと恐る恐る手を伸ばしてみた。
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