オカンが虚ろな表情で俺を見つめる…
愛しい…
身体の内から愛しさが溢れ出す。
俺はオカンの足元に割って入る…
オカンの両足を両脇に抱え身体をオカンに預けた…
オカンとはまだ一つにはなっていない。
オカンが両腕を俺の首に絡め唇を合わせてきた…
オカンから積極的に舌を求めてくる…
激しい…
俺の股間が熱くなる…
とてもとても熱くなる…
こんな昂りは初めて…
オカンと肌を合わせて唇を合わせただけで男はこんなにも熱くなれると感動してしまう…
オカンが手を伸ばし俺自身をとらえる…
オカンが俺を導く…
熱くたぎる肉唇へ…
俺は導かれるままオカンに覆い被さり燃えたぎる肉唇へと熱い俺をいどませた…
オカンと一つになれた…
オカンは俺を見つめながら瞳から涙を流す…
オカンは大きく仰け反ったとき以外は瞬きもせず愛しげに俺を見つめる…
一つになれた喜びとオカンの顔を見ていたら俺の目からも涙が溢れた…
足を抱えたまま俺は腰を動かす…
ゆっくりと、ゆっくりと…
オカンと俺は、ほぼ同時に声をあげた…
熱いと…
オカンの身体にはマグマが流れてた…
俺自身は鞴の中の赤く焼けた鉄片になった…
俺は動きを早めた…
オカンの手が畳を掻きむしる…
動きをもっと早めた…
オカンの瞳が虚ろになり、眉間に深い皺を寄せる…
俺自身も増して赤く焼ける…
オカンの腰が力み小刻みに痙攣する…
俺自身も張り裂けそうになる…
オカンの両足が俺の腰をきつく絞めあげてきた…
痙攣が大きくなる…
俺は登りつめてくる熱さに耐えれなくって、雄叫びをあげた!
オカンも一緒に悲鳴にならない悲鳴をあげた…
俺はオカンと一つに繋がったまま、このままオカンと溶けて混ざり合いたいと思った…
オカンとの交わりの間、二人は言葉を交わしていない…
母と子の情…
男と女の情…
その二つが、紡ぎあえば言葉はいらない…
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