梅雨が上がった途端に台風が近づいてきてた。
台風の影響で蒸し暑い夜だった
寝るときは中学の時の体操服の短パンを履いてた。
夜中雨も降るし窓は開けれず、エアコンもまだ付けてもらってなく扇風機だけで寝てた。
学校の始業時間は8時20分。
逆算すると7時に家に出ないと間に合わないから。
朝の弱い俺は実際に起きる時間も見越して6時30分までには起こさないとダメなわけです。
台風の影響で警報が7時30分までに出れば学校履いて丸一日休み!
でもあの日は6時過ぎで注意報で
母ちゃんがとりあえず起こしにきた。
ビンタされてようやく起きたみたい。
起きて気づいた
タオルケットがバスタオルのように腰に巻かれてる?
ヤバイ!見たら案の定、パンツと短パン脱ぎ捨ててあるわけでー
母ちゃんにチンチン朝立ち見られたかと思うと恥ずかしさでイッパイだった!
気間づい感じで下に降りて行くと母ちゃんが
まだ注意報やからねとだけ言ってパンとコーヒーを出してくれた。
顔洗ってコーヒー飲みながらテレビを見てるとテロップが流れ注意報が警報に変わった!
やったー休み決定!
けど
母ちゃんと気間づい雰囲気。
そうしたら
卓の部屋にエアコン付けて貰うように父さんに言うからね。
父ちゃんは朝の6時には出ていくから
その後に俺が起きてくるわけで
今日帰って来たら早速言うからね。
俺はありがとうと言いながら
恐る恐る母ちゃんに聞いてみた。
母ちゃん見たやろ?
「何を?」
何をって、タオルケット巻いてくれてありがとう、と俺、
「また、聞くけど卓は母さんと夢の中で何をしてるわけ?正直に言ってご覧なさい」
正直に言っていいの?と困ってしまう俺、
「大体、想像はつくけどね。卓の口から聞きたいの母さんはね」
想像って?
「今日は警報出て学校休みになったし、表は台風やし、卓と一日家の中で過ごすことになるから卓の夢の話聞かせなさい。これは母さんの命令ですから!」
びびってしまう俺、
でも口が避けても言えないでいる俺、
俺は結局、自分の部屋に逃げ込むしかなかった
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