姉とは 二年以上
妹とは そろそろ 一年になります
妹とやり初めて 3ヶ月ぐらい過ぎたころ
やっぱりと言うか それまで もった事の方が 不思議でした
姉には 僕が妹としてる事が
妹には 僕が姉にしてる事が
ほぼ 同時に バレました
とうとう 両方との関係を終わらせなきゃならない日がきたと 思いました
姉と妹を 僕の部屋に呼び
話し合うことに……
僕は 全て隠すことなく 話しました
二人は 黙って聞いててくれました
僕が話終わり 土下座して 謝りました
家を出て 独り暮らしになっても 受け入れる覚悟で
しばらくの 沈黙
そんな中 姉が 口を開きました
「で? これから どうするつもり?」
『……ねーちゃと 祐実が決めて… 僕はそれに 従うことしか 出来ないから』
「そう……じゃあ 私と祐実で 話して来るから 待ってて」
姉は 妹が うなずくのを確認してそう言い 2人で隣の姉の部屋に言った
喧嘩になってしまうんじゃないかと つい 聞き耳を立てる
たぶん 数分 話の内容は聞き取れないが 修羅場になってる雰囲気は無かった
さらに 数分…となりの部屋から 感じ取れるのは 談笑
明らかな 笑い声も聞こえる
『……良かった…仲違いはしなかったんだ…良かった…』
本気で そう思い
これで 僕は出ていけと言われても 安心出来る
妙に すっきりして 後は 2人からの 最後通告を待つばかり
二人が腕を組み合って 戻ってきた
そして 並んで 僕の前に 正座
もちろん 僕も正座していたけど
二人の表情は見れずに 二人の膝の辺りを何気なく 見ていた
三人の間には 沈黙が続く
二人が立ち上がる
あぁ やっぱり 僕は許されないんだ
見たくもないんだろうな…
その事実は受け入れられているけど
悲しく感じた
涙で 視界が霞む
立ち去るために 踵を返すであろう 二人の足先を それ以上見ていられなくて
固く目を閉じる
涙が押し出されて 太ももの上 握り締めた拳の甲に落ちる
何も聞こえていなかった
ただ ただ 漏れそうになる 嗚咽を我慢していた
どれくらい そうしていたのだろうか
数十分 いや 実際は 1、2分
左右から 抱きつかれ 両の頬に 違う感触の唇が触れる
「にーちゃ…泣かないで…」
耳のすぐそばで 妹が囁く
「泣き声を我慢して泣くのは 変わってないんだね」
反対の耳元で 姉が囁く
『……えっ?…』
理解の出来ない出来事に 目を開く
二人が立っていた所には 脱ぎ散らかされた 服と下着
『…えっ?…』
右を見ると 全裸の妹が 僕の腕に体をすり付けるように 抱き着いている
『…えっ?…』
左を見ると 全裸の姉が 僕の腕を胸に埋めながら 抱き着いている
『……どういう事?』
妹が
「ん~ 変態にーちゃを 許す 許さないって 言うより」
姉が
「最初から怒るつもりも 無いし」
妹が
「ってか あたし達が にーちゃに飽きられたり捨てられる事は あるかもだけど…」
姉が
「私達からは それは無いわ
だって 私は まことの奴隷 今までも これからも(笑)」
妹も
「あたしも にーちゃ以外を 受け入れたくないし あたしのアソコ ううん 体も心も にーちゃのものだし(笑)ねーちゃもだよね?(笑)」
姉は 妹の問いに 僕を見詰めながら うなずいた
このときから 3人ですることも 増えてきた
甘えられる 姉
甘えてくる 妹
そして 時には その逆になることもある
そんな 3人 今でも かなり 仲がいい(笑)
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