息子と肉体的に結ばれてしまった私は、最低な人間だと皆様は思うでしょうが、私には大変重要で、いわゆる必要悪とでも言うのか、そうゆう感じの物でした。
息子も父を亡くしたショックはかなりあったようで、でもヨレヨレの私を10才の息子は、それを見て、俺まで取り乱したらとか思っていたようなんです。
不安定な気持ちを表に出さないようにしていたんです。
肉体的快楽じゃなく、精神的な落ち着きを求め合っていたんです。
性的な手ほどきは、女性経験が当然ない息子に私がしたわけで、私は主人がしていたことを教えたり、私が主人にしたことをしてあげたり、ますます主人に似てくる息子から、離れることが不可能になりました。
私が41のとき、親戚が縁談を持ってきて、若干のお付き合いがありました。
セックスも数回しましたが、やはり主人や息子を思うと、結婚には踏み切れず、それを感じ取ったのか、相手の方は身を引き、私がフラれたような感じになりましたが、フラれてホッとした私でした。
息子は今、仕事で別々に住んでますが、時々帰ってくると、離れて住んでいる分を取り戻すかのように、どちらからともなく、求め合ってます。
今、東日本大震災という事態が起こり、肉親を失った方が多数いると思います。
なぜこの時期にこんな告白をとの批判がありますが、災害を受けた方々は、普通じゃないのだから、普通じゃない肉親との肉体的関係があっても、それはそれで精神的な部分でよいのではないか、それを言いたかったのです。
家族の絆をより強くしようとする一つの手段の近親関係、私はやはり、悪は悪でも必要悪だと思います。
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