自分の祖母は近親経験者であります。
戦時中、結婚するも相手は満州にて戦死、その弟と再婚も弟もフィリピンで戦死。
産めよ育てよの政策のもと、前夫との子と交わり、妊娠出産。
前夫との子供は学徒出陣、小笠原にて戦死されたと。
私の父は、祖母とその息子の間に出来た子供です。
男は戦地にいってるわけですから、まわりにいる男子は限られてます。幼子では用が足りないわけで、ある程度の年齢の男子と母親は、身内が戦死しても、息子と交わることは、普通に行われていたのです。
戦後、まだ100年もたってません。
よく、戦争映画などで、
「天皇陛下、万歳」
など、叫んでいくかた。
将校などはそうだったそうですが、一兵卒などは、天皇陛下より、お母さん、だったそうです。
若くして、女も知らずに死ににいく、不憫な息子に女を教えたり、または、亡き夫にかわり、子供を増やすために息子と、、、
戸籍上、父は祖母の亡くなった最初の旦那の弟の子となってますが、元旦那の弟はすでに召集されていて、息子の子を身ごもり、産んだのが父、学徒出陣で死んだほんとの父は実は兄、自分の祖父は伯父という関係で、複雑です。
歴史的にも、自分の妹が他家に養子にだされたあと、数年後に、自分の妻としてめとるなんてことは、当たり前だったようです。
近親関係は、ほんとつい最近まで当たり前だった事実。
日本の性文化を調べ、語るうえに、近親関係は避けて通れないものだと自分は思います。
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