帰宅しながら、今まで意識する事のなかった世間の目。
ホテルからタクシーに乗るまですれ違う人々、
タクシーの運転手さん、信号待ちでの隣の車の人、
恐いくらいに他人の目が、私を睨んでいるような探っているような目つきに見
えて、
実の息子との近親相姦、初めての姦通の悦び、
何もかもが入り乱れて、私を悩ませています。
息子とタクシーで帰宅するなど、滅多にない事を思い出して、
近所の手前を考えて、私はスーパーによることを思いついて下車しました。
息子は疲れからか、
「タクシーで帰るね?」
息子の声を、昨夜から初めて聞いて様な気がしました。
「そうしなさい、疲れてるから、構わないわよ・・・」
こんなとんでもない言葉をつい言ってしまう、
気をつけなくては、気をつけなくては・・・
買い物を済ませて、帰宅した私は、
いの一番に息子の部屋に向かっていました。
ぐっすりと眠っている息子の寝顔、
息子の可愛さを通り越して、愛しい男性へと変化してしまった自分の心を知ら
された想いです。
息子にキスしている自分は。
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