翌朝、母は「へんなことごめんね、家には黙ってて」と言ったので「あぁー、う
ん」とだけ俺は生返事で答えた。しかし俺の怒りは収まってはいなかった。
その夜、枕もとの明かりを小さくして布団に入ると となりの布団の母は家の
誰かに告げ口されるのがよほど心配なのか「パパやおじいちゃんには昨日のよ
うなこと言わないでね、変に誤解されると困るし」とかクダクダと言い出し
た。
「なにが変な誤解だぁ」と俺は腹の中でマジに切れてしまった。
「何を寝言みたいに布団のなかでゴチャゴチャと言ってるんだぁ」と母に強く文
句を言うために、俺は布団からすくっ起き上がり母の掛け布団を怒りで乱暴に
剥ぎ取った。
そして怒って大声で母を怒鳴りつけるはずだった。
しかし母の昨夜に誰か男ととヤッたばかりの寝姿を見下ろしたとたんに、怒っ
てるはずなのに俺のモノだけは何故か俺の意思とは関係なく固く勃起してしま
ったのだ。
「え?何よいきなり」と母が言い終えるやいなや、俺は母に覆い被さってしまっ
た。
俺自身、自分でも何故だかわからずにビックリしてしまった。
「ごめん、止めなさい、お母さんが悪かったんだし」とか母は少しズレたことを
言い出した。
俺はそんな母の言葉にかまわず浴衣の下の母のパンツに手をかけた。けっこう
冷静だった。
手の掌を母のパンツの後ろに入れて腕で一気に降ろすと簡単に膝まで降りた。
母は「やめなさいよ」と怒った口調に変わったが、昨夜のことで気持ちの上で俺
に圧倒されている母はたいした抵抗も出来ずに結局は俺にパンツを剥がされ
た。
俺には近親相姦の願望とかそういう趣味はなかった。
ただ怒りと偶然でそうなってしまったのだ。
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