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2012/08/05 00:12:09 (uqfFRJ6L)
甘い時間

 『ヨロシクさん』の『ヨロシク』は、純粋に『永ちゃん』の真似じゃなくて、『中山秀征』が真似する『マネの真似』みたいな感じです。

 僕は『ヨロシクさん』に良く可愛がって(ホントの意味で)もらっていたので、つい嬉しくなってアレコレ話し込んでしまいました。

 『ヨロシクさん』と話してて、僕たちは結構、『ヨロシクさん』の影響を受けて育ってきた事を思い出しました。リフティングも出来ないのに、僕にサッカーを奨めてくれたのは『ヨロシクさん』でした。

 バカ姉が言葉の端々に、くだらないギャグを織り交ぜるのも、『あいこ』が自分しか使わないあだ名を、勝手に他人に付けるのも『ヨロシクさん』の影響でした。

 良く考えると、あんまりプラスにならないコトばかりみたいで…、特にバカ女たちには、コミュニケーション能力に障害が残る、面倒臭い『クセ』になってしまってます。

 そんなコトばかり思い返してたら、部屋の隅っこから暗黒の『イライラ女のオーラ』が、ドス黒く漂い出しました。僕たちは『ヤベ~ッ!』と、顔を見合わせました。

 「…あ、いかんヨ、『ともっチ』。彼女を放っておいちゃ。って言うか、オレが邪魔か?」

 そう言うと『マスター』は、『あいこ』には見向きもせず、

 「タイサン、タイサン、オータイサン。」

と、相変わらず意味不明なコトを言って、そそくさと引き上げて行きました。

 必然的にと言うか、当然、面倒臭い後始末は僕に任されました。ほったらかしにされてた『銀色』が、僕を睨んでました。

 「ナニ、半立ちさせて、しゃべってんだよ…。」

 『あいこ』に指摘されて、初めて僕の股間が、恥ずかしい状態だった事に気がつきました。パンチラの興奮がチンポに溜まってたみたいで、慌てて座って隠しました。

 「男同士でしゃべって、チンポ立ててんじゃね~よ。…変態っ!」

 『あいこ』にツッコまれて、僕は想像以上に恥ずかしい状態だったコトに気づきました。返す言葉がありません。

 僕は気を落ち着かせようと、アイスコーヒーを一口飲みました。『おっ!』とイイ感じに思える味でした。鼻から抜ける香りが心地好くて、チンポがちょっと落ち着きました。

 ガムシロップとミルクを入れて、ウキウキしながらストローで掻き混ぜました。そして、『飲もうかな』と思ったら、

 「…おい、」

と、呼び&止められました。僕はビクッとして顔を上げました。まだ僕を睨みつけたままの『あいこ』が、長~いスプーンですくったパフェを突き出していました。

 僕の顔に突き刺しそうな感じだったので、怖くて固まってしまいました。何も出来ずにいると、『イライラオーラ』がさらに強まり、スプーンを上下に揺すり始めました。

 「…ほらっ!」

 何か急かされていましたが、それが何なのか分かりません。スプーンでどこか指し示しているのかと、キョロキョロ探しました。するとキレ気味に命令が飛んできました。

 「…早く、食えよっ!」

 僕は『えっ?』とビックリして、『いいのかな~?』とビビりながら、言われるままにパフェを口に入れました。

 バニラの中にストロベリーの味がしました。ちょっと濃厚でした。モグモグしてたら、また『あいこ』に睨まれました。

 「…何か、感想とかね~のかよ?」

 「はい…、美味しいです。」

 「…で?」

 「冷たいです…。」

 「…ふんっ。つまんね~な、お前っ!」

 僕は『つまんね~』と言われたけど、何が悪いのか見当も付きませんでした。困惑しながらストローを吸ったら、またスプーンに一口すくわれました。

 『…な、何の、儀式だ?』

 僕はさらに困惑しながら、また突き出されたパフェを、もう一口、黙って食べました。すると『あいこ』はスプーンをパフェに、『グサッ!』と突き刺しました。

 『…ヤバい。』

 僕は、その動作が凄くイラついてるように見えたので、どこかでいきなり『「あいこ」地雷』を踏んでしまったのかと緊張しました。

 パフェが僕の方に『ズズズ~ッ』と、送り出されてきました。鈍く銀色に輝くスプーンの柄が不気味でした。頭の中で『「ショウたん」の惨劇』が、走馬灯のように駆け巡りました。

 パフェがテーブルの真ん中で止まると、僕は緊張と恐怖で固まりました。そんな僕の、耳を疑うセリフを『あいこ』が言いました。



 「…食わせろよっ!」



 ……………、絶句です。



 『何だよ~っ、こんな…、ベタな「恋人ゴッコ」やりて~のかよ~っ!?』

 僕は恥ずかしくて真っ赤になりそうな顔を隠しながら、しょうがないので一口分、スプーンでパフェをすくって差し出しました。

 ところが『あいこ』は、腕組みしたまま隅っこによっ掛かって、身体をこっちに出してきません。全然スプーンが届かないし、『食わせろ』と言ったクセに、僕に目も合わせず知らんぷりしてました。

 『何やってんだよ~』と思いましたが、変に動くと『「あいこ」地雷』を踏みそうなので、僕は動けませんでした。そしたらパフェが『ぽとっ』と、『あいこ』の太ももの上に落っこちてしまいました。

 「冷てえ~なあ~っ!」

 『あいこ』の文句に、僕は『ビクッ』と反応しました。すぐさまおしぼりを取って手渡そうと立ち上がったら、まだ半立ちだったチンポがテーブルに引っ掛かりました。恥ずかしいやら、焦るやらで、僕は中腰のまま、テーブル伝いに『あいこ』の隣に回り込みました。

 「拭くんじゃね~よ!」

 急いで拭き取ろうとした僕を、『あいこ』が止めました。

 「もったいね~だろっ! ………舐めろっ。」

 僕は『ええ~っ?』と思わず出そうになった叫び声を、ノドチンコに引っ掛けて『あいこ』を見ました。

 全然知らない人のお店なら、まだイイけど、ガッツリ知ってるし知られてるし、おまけにマスターは『あいこ』の伯父さんだし。そのお店の中で、『「舐めろ」は無いよ~』と思いました。

 無茶苦茶な命令で僕を困らせたお方は、御自分でも恥ずかしくなられたのか、真っ赤な顔をなさって、困惑しっ放しの僕から目を逸らしました。正直、『何なんだよ…、コイツ!』と思いました。

 でも言う事を聞かないと、また厄介なコトに『確実に』なるので、僕は急いでしゃがんで、『あいこ』の太ももに顔を近づけました。『マスター』の目が、凄~く気になりましたが、パフェが溶けるので舐めました。

 パフェの冷たさからか、『あいこ』は太ももをプルプル痙攣させてました。僕が『カポッ』と口をつけると、『ビクッ』と太ももが震えました。

 僕が『チュッ』と音を立てて吸い取ると、声を押し殺した『はんっ』という、小さな呻きが聞こえました。どうしようもない習性で、つい顔の側に来たパンティーをチラ見したら、またアソコが黒っぽく変色してました。

 僕の鼻を、ツンと『あの匂い』が刺激しました。僕の目の前で、『あいこ』が自分で広げて、見せてくれたマンコの匂いでした。間違いなく、筋をピクピク立てる太ももの付け根の、ジワジワ広がる黒い染みの向こうから漂ってきました。



 『………マジか?』



 どうも、この方に告白した時、『あんまり、盛んじゃね~ぞ!』って、僕に忠告された方がいらっしゃったんですが、その方は、どこか遠~くへ旅に出かけられたようでした。

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2
投稿者:バカ姉ファン
2012/08/05 01:14:36    (33hGsoGb)
首をなが~くして待ってました!
相変わらずの文才!
今回も楽しく読ませて頂きました。
これからの展開にワクワクです!
次回作の早期投稿を切にお願い致します。
頑張って下さい‼
3
投稿者:愛読者1号 ◆KnFHojOWaA
2012/08/05 02:37:30    (FamV2NFz)
今回も面白い
これだけの文章能力はさすがと。
焦らされてる感で待ってましたよ。応援してますね
4
投稿者:アキラ
2012/08/05 07:21:09    (sUzgrbom)
ただ、近親相姦板からは内容が離れてきているので、時々、姉とのことも「盛られて」はいかがでしょうか。
次回の投稿をお待ちしています(^-^)/
5
投稿者:(無名)
2012/08/05 08:40:13    (gdHfmDpt)
ながながと邪魔くさいよ。
6
投稿者:とう
2012/08/05 08:53:12    (vKM.tBnn)
あいこさん めっちゃ可愛いですネ。
7
投稿者:読者 ◆pR2NxewZcs
2012/08/05 13:34:21    (Bv4Pzk/l)
ここのサイトへの掲載ってことで【エロ】必須ですが、【エロ】以外のシーンもちょっとしたラノベよりキャラが立っていて面白いです。(でも…エロ必須で…)前回から今回までのスパンが長かったのですが…あっ!急かすつもりはありませんから…
ただ…続きが気になっていただけで…
べ…別に【ともゆきさん】のことが心配になっていたわけじゃないんだからね!
8
投稿者:ともゆき
2012/08/07 05:36:19    (/IPLx.Xq)
皆さん、コメントありがとうございます。この夏は熱中症にご注意を。僕は、夏休みに入ってから、ほぼ毎日かかってしまって最悪です。

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