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2012/06/21 00:07:29 (RdVJXfgR)
攻防

 家に帰り着くと、嬉しい事に『あいこ』はいませんでした。家の中は相変わらずの熱地獄でしたが、なぜか『爽やかに』感じられました。

 だけど、僕の身体は気持ちとは真逆でべっとべとでした。思えば昨日の試合後から、ずっーとお風呂にも入らず、正確には入れてもらえずにいました。さすがに不快で不潔でした。正確に言うと不愉快でした。

 僕がシャワーを浴びようとお風呂場に向かうと、トイレから出て来た『ヤリ疲れ2号』が廊下を塞ぎました。イラつく事に僕の避ける方、避ける方に動いてブロックしました。

 「あ、ともゆき、おはよ。」



 ………、2時です(怒)!



 「…どいてよっ!」

 「何で?」

 どうしていつもこのバカ姉は、どうでもいい事に理由付けを求めて、重要な事は理由無しにできるんでしょうか? 僕は失神させられた恨みつらみも合間って、イライラがピークに達しました。

 「シャワー浴びたいんだよっ! 夕べも入ってないんだからっ!」

 さすがに僕もキレました。でも、バカの壁がコロコロみたいに分厚くて、全く伝わりませんでした。僕の怒鳴り声を完全に無視して、物凄くデカいアクビをしました。そしてアクビで垂れてきたヨダレをすすって、

 「あ、あたしもシャワー浴びなきゃ。『〇〇(お叱りを受けましたので伏せ字とさせていただきます)』に出掛けるんだから。」

と、勝手に『危ないバイト』に行くからと割り込んできました。

 小さい時からコイツに、何かと割り込みされ続けてきた僕は、絶対譲りませんでした。5年前、僕がウンコが漏れそうだって、ハッキリ言ってるのに邪魔をして、トイレに割り込んで『屁』だけこいて出て来たコトがあります。

 小学3年の僕が、『屁』の音に脱力してウンコを漏らしてしまったのを、バカは散々バカにしました。思い出す度に怒りに震えて、叫ばずにはいられないトラウマです。

 擦った揉んだしてると、いきなりバカ姉が脱ぎ出しました。『裸になったから先』と言う、ホントに勝手でくだらないバカルールです。絶対に負けられない戦いが、ここに始まりました。僕も速攻で脱ぎ出しました。でもバカは二枚しか着てない上に、『あっ!』と言う間の早脱ぎをしました。

 素っ裸になってオッパイをぶるんぶるんさせながら、お風呂場に逃げ込もうとするので、右手でバカのオッパイを鷲掴みにして止めました。バカ姉がギャーギャーわめきながら、僕の手をバチバチ叩きました。

 「キャーッ! なに触ってんのよっ! バカッ! 離せっ、エロガキ!」

 「お前が、バカって言うなっ! スケベ女っ!!」

 僕はガッチリ抱き着いて、汚い日焼け跡に頭を押し付けました。パンツとスパッツ、靴下を脱いだところまでは良かったんですが、シャツを残していたのが失敗でした。どうしても腕を離さないと脱げないので困りました。そこで、脱衣所の角にバカを追い込んで、ケツでお尻をギューッと押し付けました。

 「痛いっ! 痛いっ! バカッ、どけーっ! クソガキぃーっ!!」

 「ウッセーッ! クソとか、ウンコとか言うなっ! ムカつくっ!!!」

 背中合わせ、お尻合わせでバカを押さえ込み、僕もやっと全裸になれました。お風呂場のドアに手をかけ勝利を確信しました。でもその時、僕の半立ちだったチンポに、バカの触手が伸びました。

 「あっ! バカッ! 触んなっ、スケベっ!!」

 「な~に言ってんの。スケベはあんたの方でしょう? 勃起してんじゃん。勃起してるじゃ~~~あん!」

 僕は、このバカ姉にチンポを触られると、どうしても腹筋やケツ、太もも、膝が、プルプル、ガクガク震えるので動けなくなってしまいます。今度は僕がバカの手をパチパチ叩きました。姉は叩かれてる下で、わざと柔らかくゆっくりしごいてきました。半起ちだったチンポが全開になってしまいました。

 「ああっ…、止めろよぉ~、バカぁ…、」

 「ほほほっ。ともゆきが勃起すんのを止めりゃい~~~でしょう?」

 また亀頭がゴリゴリに膨らんでしまいました。腰がぐぐ~っと引けて、カッコ悪い『「ス」の字』ポーズになってしまいました。左手でお風呂場のドアに掴まり、辛うじて僕は立っていました。でもこれが僕が出来る精一杯のディフェンスでした。

 僕のチンポがしごき辛くなった姉は、亀頭を指でサワサワと攻撃して来ました。僕は右手で亀頭をカポッとガードし、触指攻撃をブロックしました。すると今度は、僕の背中にオッパイをかる~く擦ってきました。乳首がツンツンと当たる感触が伝わると、それだけで僕はゾクゾクしてしまいました。それを見透かしたバカが得意げに言いました。

 「スケベね~~~。こんなんで感じてるんだ~。ヘンタ~イ!」

 中2は多感な年頃なんです。色んな刺激に敏感に反応してしまうんです。僕は決してスケベでも変態でもありません。この状況だったら、誰でもチンポは勃起します! …と、思います。

 右手の攻撃がチンポに与えるダメージが小さいと分かると、僕の肩や乳首にポイントを移してきました。爪を立てる手つきで、軽く触るか触らないかの感じでサワサワ刺激してきました。ゾワゾワする感覚に襲われて、身体のあちこちが痙攣しました。

 僕はヤリたい放題攻められました。左手では僕のケツも撫でて、そこからキンタマに手を伸ばしてきました。お尻の穴から裏キンにバカの触手が伸びると、ゾクーーーッと鳥肌が立ちました。ここで僕のディフェンスは、脆くも瓦解しました。

 「へはあぁ~~~っ、きぃしぃぃぃ…。」

 僕は声にならない声を上げて、不覚にも自分の手の中に射精してしまいました。敏感になりすぎた亀頭に精液が絡まって、それが手の平で滑ると、その刺激でビクンビクンと腰が浮くほど、また痙攣しました。

 バカがわざわざ、僕の精液にまみれた右手を開いて、『おやおや』と勝ち誇ったかのように言うと、しゃがみ込んだ僕のお腹全体にベチャ~ッとなすりつけました。そして悠々と、太ももで僕を押し退けてお風呂場に入って行きました。

 僕は悔しくて絶叫しました。でも口から出てきたのは、『ひうはぁ~~~ん』と、何とも情けない喘ぎ声のしなびたような音でした。

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投稿者:ともゆき
2012/06/24 01:29:08    (z1n/REXj)
皆さん、毎回たくさんのコメントをいただき、ホントにありがとうございます。毎回代わり映えのしない返事しか書けなくて、ホントにすいません。
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