似た境遇から逃げて７年たった今、かおるさんの心境とあの頃のあたしが頭の中で入り乱れてるんです。
肉の固まりとして使われてるってわかってるのに、昨日も今日も明日もこれからも処理の用具のままだよ。
頭で、憎い、恐い、こんなはずじゃなかった…
その内にかおるさんから誘うようになってしまうよ。
体が覚えてしまうと、そこから逃出せても青春の頃の恋愛感では体か満足できなくて生理前なんて知らない町の橋の下で生活してる垢と一か月も風呂に入ってない悪臭と埃まみれなやつらにブルーシートで囲われた中で何時間も…
また次の月には他の町のブルーシートの中に！

そうなる前に出ちゃうのよ。
着の身着のままで出ちゃいなさい。
安心のある生活をしたいのが本音だよね。
本気で出るのなら相談にのるよ。
逃げ込み寺とかでもイイじゃん。

あれから、やっぱり義父にも求められてしまいました。
主人が帰る前、義弟たちにいつものように抱かれた後、放心状態でいたら、義父がやって来て俺にもやらせろ！って言い覆い被さってきたんです。
義弟たちに抱かれてる時の私の声が一階に筒抜けだったようで、たまらなくて我慢出来なくなったって。義父は酔っていました。
何度ももうやめて下さいとお願いしたけど、やめてくれるはずもなく、最後までされてしまいました。
私は家族みんなと関係を持ってしまったんですね。逃げればいいと言うアドバイスもありましたけど、逃げても実家には帰れません。逃げるのならそれを覚悟しなければいけませんね。