2010/04/03 14:51:01
(kFfxVsLH)
ひとまず落ち着いた私は、内心で湧き起る罪悪感と羞恥心に苛まれつつも、それ
を隠し素知らぬ顔で皆の所へと戻りました。
その後、しばらくして試合は終了しました。残念ながら、息子たちのチームは敗
北してしまいました。息子もショウ君も、意気消沈した様子でベンチへと戻って来
ました。
そんな中、私とショウ君との間で再び視線が合いました。
さっきの勢いに満ちていた時とは打って変わり、ショウ君は試合に負けたとあっ
て、いかにも残念そうで疲れ果てたとばかりの表情でした。
しかしその時の私にとって、試合結果などもうどうでもいいものとなっていまし
た。トイレでの自慰で一時的な興奮を発散させはしたものの、ショウ君への欲求を
いっそう高めていた私は、すっかり大胆な気持ちになってしまったのです。
私はショウ君に対し、周囲を気付かれぬよう注意しつつ、切実に求める様な熱い
視線を送りました。
すると私の意図を何らしか察したのか、ショウ君は怪訝な表情をしてきました。
私はそんなショウ君へ、目で合図を送る様にしてその場から立ち去りました。そ
して再び、さっきまでいたあの公衆トイレへと向かったのです。
一瞬のやり取りであっただけに、こちらの視線の意味をショウ君は気付いてくれ
ただろうかと、私はさほど自信がありませんでした。しかしトイレへと到着し、し
ばらくその場で待っていると、何とショウ君が一人でこちらへやって来たのです。
私達は周囲に人がいないのをしっかりと確かめ、トイレの中へと入りました。
私はそのまま、ショウ君をトイレの個室へと誘いました。
そして中から戸を閉めカギを掛けると、もうすっかり堪らない気持になってしま
い、目の前のショウ君を強く抱き締めました。
「だめだよ、こんなとこで・・・」
私の腕の中で、ショウ君は大きく戸惑っていました。
「じゃあ、どうして私の後を追ってきたの?」
「・・・・」
私の問いに、ショウ君は弁明出来ない様子でした。
「フフ、今日のショウ君、すごくカッコよかった」
「別にそんな事ないよ・・・負けちゃったし・・・」
「ホントよ、とっても素敵だった。だからね、私もう我慢出来ないの」
「おばさん・・・」
場所が場所だけに、ショウ君も抵抗がある様子でしたが、それでも拒絶を示して
くる事はありませんでした。
ショウ君と身体を密着させていると、さっきまで激しい運動をしていただけあ
り、学生時代陸上部だった私にとってどことなく懐かしくもある、汗と砂の混じり
合った様な匂いがしました。しかし私にとってそれは不快どころか、普段とは違う
野性味たっぷりなショウ君に、いっそう欲情を掻き立てられていきました。
私はそのまま、ショウ君の下半身へ右手を伸ばしました。
股間へ手を触れると、わずかにショウ君の身体が震えました。
「こんなとこで、もし誰か来たら・・・」
「大丈夫、すぐに終わるから」
私はそうショウ君をなだめつつ、彼の股間を弄っていきました。
戸惑ったショウ君の様子とは裏腹に、呆気ないまでに股間は反応をしてきまし
た。瞬く間に、ショウ君の穿くユニホームパンツの布地は大きく盛り上がり、カチ
ンコチンになってしまいました。
しかしそんな状態に、ショウ君はますます慌てた様子になりました。
「やっぱマズイって、やめようよ」
「へぇ、こんな状態のまま、ショウ君は皆の所に帰るの?」
あえて私は、そんなショウ君の下半身を見下ろしながら意地悪っぽく問いまし
た。
ショウ君は顔を真っ赤にさせて、すっかり窮してしまいました。
「おばさんがそんな事するから・・・」
「このまま、最後までするしかないよね?」
「・・・・」
それ以上、ショウ君が反論してくる事はありませんでした。
(続く)