2008/02/07 01:37:27
(YmUVk5OS)
僕はワクワクしながら愛車の1BOXを駅に向けて走らせた。
駅のロータリの少し手前に車を停車させて、徒歩で愛子を観察しに行った…一応1人で来てるか確認の為にだ。
夕方17時のロータリは会社員よりも学生や主婦が多くて愛子を探すのは難しいと思ったが制服の下にジャージを履いていたので東○○駅はヤンキーやギャルは殆ど居ないエリアなので簡単に発見出来た。
鈴木アミ似でショートヘアで身長145~150でスリムでは無くムッチリした感じの愛子は、人込みの中でも何だか目立っていた…僕の好みだからだろうか。
しばらく彼女の周辺に、この時間帯に違和感の有る人間はいないか?ヤンキー車、族車等の危険な感じの車が無いのを確認してから僕は自分の車で駅のロータリに入っていった。
僕は車を愛子が立っている階段の側に停めると彼女は気付き、ゆっくりとした足取りで僕の方に近寄ってきた。
彼女が車の横まで来たので、僕は窓を少し開けて怒っている演技をし彼女を睨みながら、「早くのれ」と言ったが内心、笑いを堪えるのに必死だった。 彼女は恐る恐る助手席に乗り込んだ、僕は彼女がドアを閉めるのと同時に車を発進させた。
彼女は助手席に座り下を向いたまま黙っていた時折、ハッとした顔をして辺りを見回し不安な表情をして泣きそうな顔をしていた。 僕が車を走らせて20分位してからかな?埼玉県と群馬県の県堺まで来た時だった。 彼女は車に乗ってから初めて口を開いた…「何処に行く気?」僕は怒っている演技をして「どうされたい?」と彼女に聞くと彼女は、「お願いだよ謝るからもう帰して」と泣きそうな声で言った。 僕は無言で利根川の河川敷に車を走らせた。
利根川の河原…以前、この周辺に住む知人に聞いたのだが利根川の河原はレイプ犯が犯した女を捨てて行くらしく、河原の側に住む知人が夜、庭の駐車場で趣味のバイクの整備をしているとボロボロの服装の女性が電話を貸して下さいとか、時には服を着てない全裸の女性が助けを求めて知人の家にやって来るのだと言う。
僕は知人の話を覚えていた為か気付いたら河原の中にいた… 見渡す限り辺り一面、野原だ…風だけが吹き草木が揺れる音以外、聞こえない… 僕は彼女に「リアーシートに座って…」と言った。