指で慣れたと思っていましたが、それでもペニスが入って来た時の痛みは叫び声を我慢するのがやっと、とゆうくらい激しい痛みでした。
それでもまだ入って来たのは3分の1ぐらいだったそうです。
そこからは私の痛みが和らぐのを待ちながら少しずつ少しずつ深く挿入されて行ったのです。
でも結局その夜は最後まで入れる事は出来ませんでした。
あまりの痛みに、父に頼んで止めてもらったんです。
痛みの為か、精神的な理由かは分かりません、初めてのセックスでビックリしたのか私は翌日から生理になってしまいました。
ですから父のペニスを全て受け入れる事が出来たのはそれから10日以上後になってしまったんです。
その時は最初に比べたら痛みも少なく、我慢出来る範囲でした。
でも痛い事には変わりがなく、指では感じる事が出来た快感は少しもありませんでした。
その後機会がある度に父とセックスをしてましたが、痛みを感じなくなったのはクリスマスが間近に迫った頃だったと記憶しています。

痛みは感じなくなったものの、快感らしい感覚もないまま父との関係は続いていたのですが、年が明けて３学期が始まっ頃に、私達家族の生活をガラッと変える事が起こりました。
近くに住んでいた祖母が突然亡くなったんです。
私達孫の事は可愛がってくれた祖母でしたが、大切な一人息子の将来を台無しにした私の母の事は決して許そうとせず、結局死ぬまで玄関から中へは母を入れなかった祖母でした。
祖父は結婚当初こそ祖母と一緒になって、母ばかりか父まで実家への出入りを許さなかったそうですが、孫が一人生まれ二人生まれするうちに、孫可愛さからか両親の事をすっかり許していました。
そんな祖父でしたから、祖母の生前から何度か同居の話しを出してはいたのですが、祖母の方が頑として受け付けなかったみたいです。
祖母が亡くなった事で同居の障害はなくなったと思えたんですが、今度は私の母の方が頑なに同居を拒んだらしく、父の実家で同居する話しは立ち消えになってしまったんです。
一度消えてしまった同居の話しが再び持ち上がったのは、その年の6月でした。
ある日祖父の家の隣に住んでる人がわざわざ私達のアパートを訪ねて来て、最近の祖父の様子がおかしいと告げていったんです。
丁度家に帰って来た父は、すぐに祖父を病院へ連れていきました。
祖父は老人性の痴呆症と診断され帰ってきました。

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