2010/04/25 11:45:06
(o3T/iaGr)
前回の続きです。
私もベッドへと身を乗せ、横たわるショウ君へと身体を覆い被せました。
「沙耶さんは、脱がないの?」
どこか不満そうに、ショウ君は私を見上げながら言ってきました。
「後で脱ぐから」
そうショウ君をはぐらかし、私は彼の胸へと顔を埋めました。そして可愛いらし
い小さな乳首を、舌先で刺激していきました。
するとショウ君の身体が、グッと強く強張っていきました。乳首への刺激がよほ
ど感じるのか、その間、ショウ君のペニスは触ってもいないのに見る見る勃起して
いき、あっという間に怒張し元気よく跳ね始めました。
必死に耐える様子のショウ君に対し、私は舌を動かしつつ、右手を伸ばしてショ
ウ君のペニスへと指を絡めました。
「ああ・・・」
そのまま軽くペニスを扱くと、ショウ君は堪らないとばかりに、もどかしそうな
声を漏らしてきました。
私はショウ君のペニスを弄りながら、さらに彼の身体のあちらこちらを舌や手で
愛撫していきました。
そんな私からの行為に、ショウ君は身悶える表情を色濃くさせていき、何度も身
体を震わせたり捩ったりしてきました。
「お願い、早く気持ちよくさせて・・・」
息を荒げながら、やがてショウ君は必死に私へ訴えてきました。
その頃には、ショウ君のペニスからは先走りの雫が溢れてきていました。このま
ま手の動きを強くさせていけば、ショウ君が難なく果ててしまうのは明白でした。
しかしその時の私には、せっかく誰の目も気にせずのびのびと楽しめるというこの
状況の中で、単純にショウ君をイカせるだけというのは何とも味気なく思えてなり
ませんでした。
「それじゃあ、まずは私を気持ちよくさせてくれたらね」
そう言って私は、ショウ君へ重ねていた身体を起こしました。
密着していた私の身体が離れ、欲望を散々煽るだけ煽られていたショウ君は、い
かにも不満そうな表情をしてきました。
そんなショウ君に対し、ベッドの上で私は穿いていたショーツを脱ぎ、スカート
をたくし上げ、座った姿勢でそのまま大きく開脚しました。
ショウ君もまた身を起してきました。そして曝け出された私のアソコに、すっか
りショウ君は魅入ってきました。
「舐めて」
そんなショウ君へ、私は静かに言いました。
すっかりアソコに釘付けとなったショウ君は、まるで催眠術にでも掛かったかの
ごとく、指示を受けるやごく自然な動作で上半身を傾け、私の股間へと顔を埋めて
きました。
ショウ君は何ら躊躇う事なく、私の潤い始めていたアソコへと舌を添わせてきま
した。最初こそ、恐る恐るといった様子で、ぎこちなく割れ目の表面を舐め上げて
いくといった感じでしたが、すぐに衝動を抑え切れなくなってきたとばかりに、激
しく舌を動かしてきました。
「あっ・・・!」
ショウ君の舌がクリトリスへと擦り付けられると、私は思わず声を発してしまい
ました。
そんな私の反応に応えてか、ショウ君は集中的にその部分を何度も舐め上げてき
ました。
「んぁぁっ・・・はぁっ・・・!」
私は快感に身悶え、ショウ君からのクンニにすっかり理性を失っていきました。
やがて、ただ単にショウ君に任せているだけでは満足出来なくなってきてしまい、
私は彼の後頭部へと手を回し、アソコへと顔面全体を押し付けていました。
「んんっ・・・!」
息苦しそうな声を漏らしながらも、ショウ君はなおも懸命に愛撫を続けてきまし
た。
「いいわ、もっと舐めて、ショウ君!」
私はそう叫ぶ様に言いながら、グイグイと強くショウ君の顔をアソコへさらに押
し付けていきました。
アソコへと強引に押し付けられ、溢れ出る淫液に顔面を濡らしながらも、ショウ君
は健気に舌を動かしてきました。
すっかり己の快感に浸り没頭しきっていた私でしたが、フッとショウ君へ意識を
も戻すと、彼は私のアソコを必死に舐めながらも、自らの手で怒張しきったペニス
を激しく扱き立てていました。私がすっかりショウ君の状態を忘れ、指一本触れな
いでいただけに、我慢出来なくなっていたのでしょう。
「ショウ君、そんな事自分でしなくていいのよ。私が気持ちよくさせてあげる」
さすがにそんなショウ君の姿が不憫に見えてならず、私は次の行動へと移りまし
た。
私は再び、ショウ君を仰向けに横たわらせました。
そしてそんなショウ君の足側へと頭を向け、四つん這いの姿勢で上から被さりま
した。いわゆる、シックスナインの体勢です。
一体何をしてくるのかといった様子のショウ君でしたが、私としてもそういう行
為があるのだと知っているだけで、実際に試みるのはその時が初めてでした。以前
なら、そんな事はあまりに下劣な行為だとしか思えず、自分からしようとは考えも
しなかったのですが、その時には自分が過激な行動に出れば出る程に、心はいっそ
う昂ぶるばかりだったのです。
「今みたいなのをもっと続けて。私もショウ君のを気持ちよくさせてあげるから」
横たわるショウ君の真上に、私のアソコが位置していました。私がそのままショ
ウ君の顔面へ向け腰を下ろしていくと、彼もその意図を察したらしく、積極的に顔
を上げて舌を伸ばし、アソコを舐めてきました。
そして私もまた、目の前にそそり立つショウ君のペニスを口へと含みました。
シックスナインの体勢で、そのまま私達は互いの部分を口で愛撫し合いました。
ショウ君はもちろん、私にとっても初めての行為ではありましたが、それでも私達
は無我夢中で舌や口を動かし、互いに快感を高めていったのです。
「んんっ・・・んぐぅっ・・・!」
やがて、私の股間に顔を押し付けられたショウ君が、身体を強張らせながらくぐ
もった声を漏らしてきました。
ショウ君の限界がすぐそこまで迫っていました。私はいっそう激しく、口へ含ん
だペニスを責め立てていきました。
そのままショウ君は、腰を小刻みに震わせながら私の口の中で果ててしまいまし
た。
勢いよく精液を私の口の中に放出し終えると、ショウ君は一気に脱力していき、
それまで彼の中に渦巻いていた激しい欲望と衝動が萎えてしまったらしく、私へと
密着する舌の動きは緩慢になっていきました。
しかし未だ私の方は、絶頂には達していませんでした。これからという時に、シ
ョウ君からの刺激が一気に弱くなってきてしまい、私はもどかしさで一杯になって
しまいました。
耐えきれず、私はいっそうショウ君の顔へと股間を強く押し付け、自ら激しく腰
を動かしていきました。
「待って、待ってってば!」
私のアソコを顔面に強く擦り付けられるショウ君は、狼狽の声を上げてきまし
た。
しかしもう、私はショウ君の言葉を気にしてはいられませんでした。
「だめよ、自分だけ気持ちよくなって終わりなんて不公平じゃない」
そう言いながら、私はいっそう腰を激しく動かしていき、アソコへの摩擦を強め
ていきました。特に、ショウ君の鼻先へとクリトリスを強く擦り付けていました。
呼吸もままならないとばかりに、苦しそうな声を何度もショウ君は漏らしつつ
も、最終的にはすっかり私のされるがままとなっていました。
「ああっ!」
激しく腰を振りながら、何度も歓呼の声を上げて快感に酔い痴れ、私はそのまま
絶頂へと達したのでした。
ようやく私から解放されると、ショウ君はホッとした様子でしたが、すっかり疲
れ切ったとばかりに、しばらくぐったりしていました。しかしさすがに若いだけあ
り、さっき射精したばかりだというのに、ショウ君のペニスは再び硬くなり始めて
いました。
そんなショウ君のペニスを眺めながら、私は快感の余韻に浸りつつも、こんな絶
好の環境で楽しめる機会はなかなかないのだと思うと、このまま彼との逢瀬を終え
る事が非常に惜しく思えてなりませんでした。
このままショウ君と一つになりたい。私の中でこれまで耐え続けてきた最後の一
線ともいうべき衝動が、一気に沸き起こっていったのです。
(続く)