ふすまを隔てた両親の部屋から荒い息遣いが聞こえました。中学2年の僕は「あれ」してるなぁと思い息を潜めました。
薄明かりの中で激しく動く掛布団。声が大きくなるほど近付く僕のことに気付く気配すらありません。真横から布団に手を入れ、当時29歳の義母の乳房に触ると、父の掌と思ったのでしょう。切なく荒い息遣いが部屋に響きました。その声がきっかけとなり、僕の存在に気付かぬ二人は体位を変えて騎上位へ。一瞬身を潜めましたが、父母は一切気付きません。父の上で唇に手を当てて声を押し殺す母に欲情した僕は再び母の胸に手を伸ばし、強弱をつけながら弄んでいました。固くなる乳首。父の動きより僕の指先に反応し、「あっ! だめぇ、なっちゃう」と果てる母に女を感じながら、バレないうちに寝室に戻ました。。
朝食、何時になく上機嫌の二人。そっと2階に昇り、寝室を探るとクズ入れに捨てられたティッシュの山を確認してリビングに戻ると……。
「あぁん。××(僕)に見られちゃうってばぁ、ぁあ~ん」「こんなんなってるんだから、いかせてやれよ」「ダメだってばぁ~ん」。
仕方なく僕はしたくもない朝のジョギングに出掛けました。その時は、まさか母とそんな関係になるなんて考えもしませんでした。