僕は当時、野球クラブに入っていました。
あれは僕が性にも興味を持ちだした高学年の頃だったと思います。
ある日、午前・午後に1試合ずつ戦う大会がありました。その日は、野球好きの
父は休日出勤で朝からいませんでした。父から応援を頼まれた母も僕が出掛ける
寸前に体調が悪いと行って来ませんでした。
午前の試合が終わった時、次に対戦するチームの投手が怪我をしてしまい、午後は中止
になってしまいました。結局、僕らは昼飯を食べ終わった後、帰宅すること
になりました。帰りに直接友人宅で遊ぶつもりでしたがユニフォームが邪魔で
一端、着替えに戻りました。母を起こさないように静かに玄関を開け、自分の部屋で着替えました。出掛ける前に母の部屋から声がするので覗くと母が喘いでいました。
中では父の野球仲間だったY田さんが母を抱いていました。母は腰を上げてY田さんに
入れられていたらしく、二人とも興奮からか少しドアを開けて覗いていた僕には
気づいていませんでした。その後も体位を入れ替え続けるのを見てしまい
しばらく動けませんでした。
呆然としながら友達宅に行ったのを覚えています。夕方帰宅すると母は僕の普段着
を見て、ビックリしていました。「試合は?」と聞かれたので素直に答えました。
ただ、母とY田さんの件は「起こすといけないから静かに遊びに行った」事に
しましたが・・・
母は少々疑っていたようですが、僕は他には何も言いませんでした。