親の性行為目撃談

最近私の住んでいる家に、家族が一人増えた。
名前は、直子。年齢は三十九歳。専業主婦、元中学校教師、離婚歴が一度在るらしい。
一方、私は十九歳学生。親父は四十八歳、現役の中学教師。
私は幼少の頃より、この厳格な父親に幾度泣かされた事か。
はっきり言って、苦手だ。好きにはなれない。どうしても。
一方直子は私にとって義理の母であり、又、人妻とも言える人物。
年齢の差も然る事ながら、どちらかと言えば大人しく地味な女に見えたし、老けてはいな
いが、性格も暗そうで、この女も好きでは無かった。
親父と職場を共にした女だそうで、インテリっぽい。いかにもあの親父が好むタイプだと
思っていた。
別に、何の興味も無かったのが私の本音だった。

しかし、今は直子に対して私は特別な感情を抱いている。もっとはっきりと言えば、明か
な性への欲望、その対象となってしまっているのだ。その想いは日々膨張を続けている。
そしてその欲望は直子が嫁いできて、数日目にそれは早くも確固たる想いとなってしまっ
た。

私は夜遅く、一階に在るトイレに向かった。その隣には脱衣所が設けられており、その奥
が風呂場。この家の構造はそう出来ている。
誰が入っているのか、何気なしに覗いた脱衣所の籠には、小さな黒い下着。直子が身に着
けているものだった。
シャワーの音が響く中、私はそれを手に取った。あの大人しい顔からは想像も出来ない程
のハイレグデザイン。股間の部分は総レース。揃いの黒いブラのサイズは７０のＤカップ。
着痩せするタイプだった事に、私は初めて気付いた。
私のペニスは痛い程に勃起し、ジャージを突き破りそうな勢いになっていた。
シャワーの音が止まる。私は慌ててその場から離れ、ダイニングテーブルの下へと潜り込
んだ。
其処からだと、灯りの点いた脱衣所だけがそのまま見渡せる。バレル可能性も高かったの
だが、躊躇する事無く、隠れた。
待つ事数十秒。ガシャンと、折り畳みのドアが開き、全裸の直子が現われた。
凄い肉体を彼女は持っていた事に、私はただ唖然とするしかなかった。いや、卑猥過ぎる
肉体と言うばきかも知れない。
真っ白い肌。透けて見える静脈の青い筋。それがヘチマの様に形の垂れ気味な乳房に幾筋
も走っていた。ベージュ色の大きな乳輪。幾分それより濃い色をした、グミみたいな乳首。
くびれ込んだ腰。深い縦長の臍。そこから急激に張り出した大きな尻。それより太い腿の
付け根。長くて白い脚。
陰毛は薄く、陰部が透けて見えた。

たった十数秒。私の目前で直子は裸体を存分に見せつけた。バスタオルを手に、その乳房
がゆらゆらと揺れ踊り、背を向けては突き出す、重量感の在る大きな真っ白い尻。
細い手が黒いパンティを掴み、ねじ上げる動作でその腰を押し込む。再び背を向け、Tシ
ャツだけで上半身を隠す。後ろから犯したならば最高に突き応えのありそうな尻は、半分
くらい、はみ出していた。裏腿の表面も柔らかそうに揺れていた。
衝撃的な光景だった。
今までは熟女に一切興味が無かった私が、変わった瞬間であった。
髪を束ねて縛る横顔さえ、物凄く興奮した。歳のせいか幾らか痩せ気味の顔さえ、堪らな
く淫靡で綺麗に思えた。
直子が二階へと上がるのを待って、私は自室に飛び込み、自慰を四回した。
今考えれば、あの後直子は親父に激しく抱かれ、あの独特な怪鳥の叫び声に似た声で喚きな
がらその肉体を弾ませて悶えていたのだが、それを覗く（聞き耳を立てる）余裕が無かった
のだ。

それからというもの、私は直子に対してストーカーの様にその姿をビデオに撮り、それを
観てオナニーをする日々が続いた。
箪笥の中の下着を床に並べ、一枚一枚をテープに収めた。
ベージュ色などの下着は殆ど見当たらず、黒、紫、赤という原色系が大半であった。あの
清楚で慎ましい（暗いとも言えるが）と評判だった直子がと、信じられない思いだった
が、お陰で私は確実に興奮出来た。
私と二人きりの時には、台所で食器を洗っている直子の真下に鞄を置き、中に仕込んだカ
メラでスカートの中も盗撮した。
外出寸前という感じを見せつけての撮影は、心臓が止まる程興奮した。
「○○さん（私の名）、コーヒーで良かったですか」
そう澄ました顔で聞いてきた直子のスカートの中は、案の定黒いパンティーが、股間と尻
に食い込んで奥深くまでグッとめり込んでいた。

そして更に・・・私の直子への行為はエスカレートする事となった。

全裸の直子を覗いてしまってから、次に湧いた欲望は下着への盗撮でした。
幾度もカメラに収め、あの厚みの在る真っ白い尻に食い込んだ下着、はみ出した尻の肉を観
ては興奮し、自慰を続けました。
台所に立つあの後姿を観ては、そのスカートの中に在る光景を思い浮かべ、そのままスカー
トを捲り上げて背後から犯してやりたい衝動に駆られていました。
細く白い首筋に、束ねた髪が揺れているのを凝視していると、どうしてこんないい女があの
厳格でユーモアの欠片も無い親父と再婚したのか、不思議でした。
いや、と言うよりは普通の人には余りいい女には見えないのかも知れません。目立たない感
じで大人しく、私も直子の裸体を知るまでは、只のインテリで暗い女としか思っていません
でしたから。
勿論、あの親父にも私には固い態度で接し、人生とはを語る堅物な男というイメージは今や
無く、それは威厳を保つ為の虚像である事が分かっています。
一皮向けば、只の変態親父。セックスを好み、夜毎あの年齢でと、私が呆れる程三十九歳の
義母、後妻の直子を卑猥な体位で責め抜く、低俗な性輩であるという事です。
私の部屋には、受信機が在ります。トランスミッターという機器です。それをビデオデッキ
に接続しています。
聡明な方はもうお分かりでしょう。親父と直子が夜毎繰り広げる痴態は、私の部屋に在るデ
ッキに映され、モニターでその全てを垣間見る事が出来るのです。
とは言え、この機材の取り付けはそう簡単にはいきませんでした。親父達の居ぬ間に寝室に
侵入し、絶対にバレない個所に好感度ＣＣＤの小型カメラを設置する必要が在ったからです
。
寝室とは名ばかりの部屋は和室。畳に夜具を敷き其処で夫婦が寝る訳です。
先ず隠す場所、そしてそのカメラを設置する角度、更には二人には気付かれない場所。これ
を獲得するのには大変な労力を要しました。
更には暗闇の中で、カメラがそれを映す性能を持っているのかどうかも分かりませんでした
。学生の身分では非常に高価な機材。その性能を調べ上げ、通販で購入し、ぶっつけ本番で
挑む以外に手は在りませんでした。
そして、ついにその光景、あの夫婦の痴態を観る事が出来たのです。
その光景は、心臓が止まるかと思われる程、強烈に卑猥で生々しく、淫靡なものでした。
直子が風呂場から出たのを確認し、私はモニターの電源を入れました。
やはり昼間確認した光景とは随分異なった、あの寝室が映し出されます。ですが親父は薄明
かりの中、下着一枚で胡座を組み座っているのははっきりと確認出来ました。電灯の豆球ラ
ンプを点したまま、親父は直子を抱くのです。これは幸いでした。
やがて直子が現われた気配。しかし画角の広いレンズでもその姿は映りません。
戸の閉まる音。親父が布団の真中で下着を脱ぎ、全裸になった事でそれが分かりました。半
ば勃起した親父の男根は、薄明かりでもはっきりと見えました。私より大きい様に思えまし
た。気のせいかも知れませんが。
部屋の隅で脱いだのか、画面左から全裸の直子が現われました。箪笥の上に仕掛けてあるカ
メラはそれを上部から映します。親父の足元に近付く直子。あの茄子の形に似た乳房がゆら
ゆら揺れていました。
親父は自身の男根を、これだ、という感じで掴み、直子は黙ったまま寝ている親父の横に跪
き、それを口に含みます。
「ンッ、ンッ・・・」という喘ぎ声を直子は洩らしていました。親父は直子の束ねた髪をわ
し掴み、上下に揺すります。直子の息遣いが荒くなります。
やがて親父は起き上がり、フェラチオをしている直子をいきなり引き倒す様にして布団に転
がし、仰向けにさせます。ドサッという響きと共に直子に乳房が横に伸びてブルブル揺れな
がら、その形を変形させました。
親父は直子の両足首を掴み、そのまま左右に引っ張って引き広げました。丁度私からは反対
に向きに、直子の股間が曝け出されていました。見えないのは残念でしたが、逆に親父の身
体が直子を隠す事は無かった為、角度としてはいい捕らえ方になっていました。
直子は無言で身を捩っていました。親父が広がった股間に顔を埋め、舐めては吸い、その行
為を繰り返しています。
時折直子の裸体がびくん、と跳ね上がり、短い声を放ちます。乳房がぶるぶる揺れ、実に卑
猥な動きを見せます。
やがて直子は這わされ、その大きな尻を親父に向けて上半身を布団に埋めました。
親父は掲げられた厚みの在る真っ白い尻を両手で掴み、裂く様にゆっくりと広げていきまし
た。親父の無骨な指が、直子の柔らかそうな尻に埋まる程食い込んでいるのが分かります。
尻を広げられたと同時に、きひぁあああ・・・というような甲高い泣き声を直子は放ちまし
た。嫌と言いたかったのでしょう。親父は構わず、尻を捏ねまわし、揉み始めます。直子の
尻が親父の掌で変形し、弾み、揺れ動きます。
「嫌ッ、ああいや、嫌、あな、た、嫌！」
泣き声で嫌、と小声で叫び始める直子。これが興奮して感じている時の口癖である事は、今
は分かっています。そしてその声は更に変貌していくのです。
この卑猥極まりない夫婦の痴態は終わる事は無いのかと思える程でした。