あれは、僕が小学5年の頃です。父が単身赴任で外国に行っている時
母と祖父がセックスをしているのを見た。
4年の時から、1人で寝るようになって、母の隣の部屋で寝ていた。
3年前に祖母が死んで、祖父は、居間を挟んだ向こう側の部屋にいた。
はじめは、祖父が強引に母を犯したようで、そのときのことは、はっきり
覚えている。
夜中に、隣の母の部屋で母の悲鳴のような声が聞こえて目が覚めた。
男と女の争うような声と、物音がする。
起きて、隣の部屋の前まで行って、戸の隙間から中を見て立ちすくんだ。
祖父が、母にのしかかって、着物をはぎ取っていて、それを母が抵抗して
いるのだ。「嫌です。止めてください。許してください」
必死に身体をエビのように曲げて抵抗する母に、祖父が押し殺した声で
言った。「隣の厚が目を覚ましたらどうする。静かにしなさい」
とたんに、母は、はっとしたように声と動きを止めた。
その隙に、祖父は、たちまち、母を裸にしてしまった。
母の両足を押し広げて、その間に膝立ち、自分の勃起したものを母の股間に
あてがい、ぐいっと入れた。
母は「アッ」と小さな悲鳴を上げた。そのまま祖父はぐいぐいと腰を
激しく動かしていたが、やがて、ううっと低くうめいて、母の上に
突っ伏して動きを止めた。
しばらくはあはあと激しい息づかいをしていたが、やがてのろのろと
母の上から降りた。
母は、横向きに身をすくめ声を殺してて泣いていた。
祖父は、その母を優しくなでながら耳元でなにかしきりにわびたり、なだめ
たりしていた。
やがて、祖父は浴衣を着て、立ち上がった。
金縛りにあったようになっていた僕はあわてて自分の部屋に逃げ込んだ。
祖父が、母の部屋を出て、自分の部屋の方に行く足音が聞こえた。
僕は、あまりにもショッキングな出来事を見て、朝方まで眠れなかった。
朝食の席に祖父は出てこないで、母は、青い顔をして沈んでいた。
それから、何となく、いつの間にか日が過ぎて、僕の修学旅行があり、
夏休みに入り、林間学校や、部活の合宿などもあった。
夏休みの終わる頃、宿題がたまっていた僕は、徹夜でがんばった。でも
いつの間にかうたた寝をしていたようで、突然、隣の部屋の物音と男女の
声で目が覚めた。
3ヶ月前の出来事を思い出して、飛び起きた僕は、隣の部屋の前に
行き、隙間からのぞいた。
そこで見た光景は、3ヶ月前と似ていたが、でも、全然違っていた。
祖父も、母も全裸であった。祖父と母の身体の向きが違っていて、お互いに
顔が相手の股間に行っていた。
祖父は、母の股間の茂みの中に指を入れたり、そこを押し広げて、ピンク
色に潤んでいるそこをぺろぺろとなめたりしていた。
母は、祖父の股間のニクの棒を、手でしごいたり、頬ずりしたり、あげくの
果てには、口でほおばって顔を上下に動かしていた。
そのうちに、二人は体勢を変えて、この前のように、祖父が母の上に乗り
大きくそそり立ったものを、ははに突き入れて、腰を動かした。
今度は、母も下から、それに反応して腰をくねらせている。
祖父は、母の乳房をつかんで揉みしだいたり、なでさすったり、口を
つけて乳首を吸ったりした。母の乳房は、固くふくらむ。
祖父が、動きを早めると、母は、顔を苦しそうにゆがめて、顔を左右に
振り、髪を振り乱す。両手で、シーツの端をしっかりと握りしめる。
祖父が「いいか、行くよ、行くよーっ」と声を上げて、ひときは激しく
腰を打ち付けて、ぱったりと止まった。
母は、ひーっと甲高い声を上げて、弓なりにのけぞり、両足を突っ張った
あと、がくんがくんと腰を痙攣させた。
二人とも汗みどろになって、いつまでもしっかりと抱き合っていた。
3ヶ月前と、同じセックスをしていたのだが、先回は、祖父が母を無理矢理
レイプしていたのに対して、今回は、明らかに合意の上で求め合っていた。
この間、僕は気がつかなかったが、何回も繰り返された事だろう。
僕は、その夜は、まんじりとも出来なかった。
翌朝の食卓には、祖父も母も何事もなかったように、すまして食事をして
いた。僕は、頭が狂いそうだった。
「隣の厚が起きるぞ、静かにしなさい」という祖父の押し殺した声が
聞こえて、とたんに静かになったのだ。