直接的に親のセックスを見たことはないが、「痕跡と音」であれば見聞き
したことがあった。
「痕跡」は、ごみ箱に捨てられていたコンドームとパンストで、コンドーム
はティシュにくるまれてはいたが、透けて見えており、パンストは股間に穴
が開けられ、太股付近にも3~4つの穴が開いていた。
「音」は両親の寝室から母親の「うっ!」とか「いいっ!」とか言った声と
父親の「いいぞぉ」という声とたまに「パンスト!」という雄叫びが聞こえ
てくることもあったので、当時、父親はパンストが好きだったのだと思う。
普段、母が何気なく履いているパンストに欲情して、父は母に履かせたまま
セックスすることを何らかの形で命じていたのかと思うと、俺も興奮してし
まい、捨てられたパンスト片手によくオナニーしてものだった。
それからは、母がパンストを履いているときの父の様子を観察してみたり、
母の表情を観察してみたが、父親はチラチラと母のパンストを盗み見ていた
ようだし、母もそんな父を見て、わざと脚を強調する仕草を家事の合間合間
にしていた。
2人共、俺が気づいていることも知らず、水面下で刺激しまくりであった。
そんな両親であったから、俺はすっかり、「パンスト履いた3~40代の人
妻好き」になってしまい、今に至っている。