誤字脱字読みにくい箇所、全てお詫びします。それでも読んでくれた方、ありがとうございます。別に作家を目指してる訳ではないので、批評などはご遠慮します。書き漏れはたくさんあります。少しだけ付け加えます。言ってみればボーナストラックみたいなものですね。私が彼から学んだこと。一番はやっぱり男の性欲について。思春期の彼が特別だったのかもしれないけど、男は欲張りです。これでおしまいってことがなく、絶えず精液を放てる相手を求めてる。私は彼氏欲しい~って言う同級生を冷めた視線で見るまでになってました。ただし、セックスをしたくない訳じゃない。恋愛よりもセックス重視になってました。その頃は。どうせつきあったって別の女の子を抱けるなら抱くでしょって。それなら、自分がその時快楽に溺れられればそれでいい。男に対しての幻想がなくなったんですね。だから、私は変な見栄もなくなってある意味楽になりました。自分の興味に正直になれてもいたから、彼にも自ら接近するようになった。子供らしい特権を利用して。最初は彼から全部聞き出したかった。人が隠そうとしてるものを暴くのって、ホントは最も興味深いものだから。年甲斐もなく若い男とセックスする母を不潔とか思わなかった。それはたぶん再婚する心配もなかったのが大きい。変な中年とそうなって家に入りこまれたりする方が断然嫌だった。これだけ女がいながら一番年長の母とセックスするってどうなんだろ?マザコンなのかな?それとも、最初は母目当てでも、今は我が家に揃う女達を見て思うところもあるのかな?私はそんな疑問に取り憑かれていたから、答えが知りなくてたまらなくなってたのだ。夕方、一緒に犬ね散歩をしている時に、スパッツで走るジョガーに追い抜かれて、彼の視線がヒップの動きを追いかけていたのに気づき、狙ってたわけじゃないけど口をついていた。お尻見てる…お尻フェチってやつ?私がいきなり早熟な質問をしたことに驚いたようだったけど、照れ笑いをしてお茶を濁していた。この感じならもっと突っ込めそうだと感じた私は、「ねえ、こんな誰も知らない土地にきて寂しくない?彼女とかいる?」寂しくないには別の意味が込められていた。彼女はいないって答えた。「どういう子が好き?うちで意識するなら年齢的にお姉ちゃんだよね?」彼はそれには答えず、私の早熟さをおどろきながらも称えるようなことを言った。それから、悪い意味じゃないけど、うちの中では猫被ってるんだと言った。いかにも楽しげに。別にばらしたりはしないよって笑みだった。だんだん会話が楽しくなってきた。変に子供扱いしないのも好感が持てた。「うちのクラスの男子がさ、女子をからかう時にわざとエッチな事を言うようになってきてさあ、でも女子のが大人だから倍にして返されてるけど…やっぱりもう男子もあれとかしてるの?」滅茶苦茶直球だけどそのまま打ち返してくれた。個人差はあるけどしてる子はしてるでしょ。私はだったらおにいさんはどうしてるの?ってさらに豪速球を投げた。「おにいさんって年上好き?…ゴメンなさい、私偶然見ちゃったの…」もちろん口アングリしてました。それからにわかに沈黙…何をどこまで言っていいのか思案してたんでしょう。いきなりだし。私は母にも他の家族にも言うつもりはいけど、見てしまった以上は色々気になるって正直に伝えた。彼はありがとうとお礼をいい、それはあらためてちゃんと話すと言った。
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