俺が大学生の頃、夏休みで帰省中の夜、両親がセックスしているのを聞いたことがある。
当時、父48歳、母46歳、夜12時頃、高校時代の女友達と飲みに行った流れでラブホでワンナイトした後、コッソリお勝手から入った時、両親の部屋の襖から灯りが漏れてた。
そこから、母のこらえ気味の喘ぎ声と、父のハアハアと言う息遣いが聞こえた。
やがて、パンパンという肉のぶつかる音と、
「アッ、アッ、アッ、アッ・・・お父さん・・・アァお父さん・・・」
という途切れ途切れの母の喘ぎ声と父を呼ぶ声が聞こえてきた。
「母さん、イクよ。」
小さい父の声が微かに聞こえたら、フニッシュに向けて父が激しい腰使いになったのだろう、押入れの襖が共振するようにカタカタ音がして、畳の下の板が軋むようなギシギシという音も聞こえてきた。
「アアァアアァ~~~」
俺が帰ってきてるとは思ってなかったのだろう、イク寸前、母のエロい喘ぎ声が聞こえた。
俺は、抜き足差し足で階段をのぼり、自分の部屋に入って寝たが、46歳の母を抱く48歳の父の姿、そして、身を捩って喘ぐ母のエロい姿を想像したら、なかなか寝れなかった。
それよりも、父と母があの年でまだセックスしているという事実に驚いた。
両親が仲が良いのは子供としては嬉しいが、いい年して・・・という思いの方が強かった。
そんな俺も今年50歳、結婚して23年になるが、46歳の女房とは週2回のセックスがある。
女房は、あの時の母と同じ年齢だが、なるほど46歳の女体はまだまだイケる。
新婚の頃には無かった色気があり、少し緩みかけた女体は生活感の中に滲む女の艶を感じる。
ピンクだった恥唇も恥豆も今は変色変形が著しいが、そんなグロい恥穴がまたエロさを漂わせていいものだ。
生で交わる気持ち良さは、夫婦ならではの安心感を伴い、満たされる時間だ。
今は、父が46歳の母を抱いていた理由が理解できる。
父たちと違うのは、俺は女房と二人きりの時まで「母さん」とは呼ばないし、女房も俺を「父さん」とは呼ばない。
それは子供がいる空間の時だけで、二人きりの時は恋人時代と同じように名前で呼び合っている。
それから、子供たちは今、大学4年と2年で二人とも東京にいるが、子供たちが帰省した時のセックスには特に気を付けているってことかな。