今年も田舎から叔父さんが出てきた。
毎年1月2日は、母の兄弟姉妹5人とその家族を含めて新年会を開くのが恒例行事です。
場所は、いつも隣町に住む母の妹の嫁ぎ先の旅館です。
旅館なので遠くの兄弟姉妹前日から泊りできているのですが、叔父さんは
昔から年末31日と元旦を私の家に泊まって2日の母と新年会に行く。
毎年、「遅いクリスマスプレゼントや。」と言って私の欲しかったものを
持ってきてくれ、私に「早く寝ろ」と言う母に「今日くらいいいやないか」と夜遅くまで
遊んでくれる。翌日には結構な額のお年玉をくれる母子家庭で父の顔を知らない私にとって
1年に1度現れる父のような存在でもありました。
母のお兄さんである叔父は、夜は母の部屋で寝ていました。
年に1回しか会わないお兄さんだから、母も話もしたいんだな。子供の頃から
そんな風に思っていました。
5年前も同じように来て、私の家に泊まって新年会に出席し、帰って行きました。
母が叔父さんを駅まで送って行っている間に貰ったお年玉が行方不明になったことに
気付き、もしかしたら何かと一緒に捨ててしまったのかと、慌ててごみを漁りました。
その時にごみの中から、ティッシュに包まれた使用済みのコンドームが出てきました。
私じゃない。。としたら叔父さんしかない。。叔父さんがマスターベーションしたんだな。
とそっと包み直して戻しました。
翌年も叔父さんはやってきました。
団欒も終わり、寝るために皆、部屋に引き上げました。叔父さんはいつも通り母と一緒の部屋です。
1時間半が過ぎ、いつもなら寝ているであろう時間に私はそっと部屋を抜け出しました。
この1年間頭に浮かんでは、否定してきたことを確認するためでした。
母の部屋の前に行きそっと聞き耳を立てました。
微かですが、確かに聞こえました。初めて聞く女の喘ぎ声でした。
母の声でした。母が叔父さんとSEXしてる!実のお兄さんとSEXしてる!
翌日、翌々日ともにごみの中にティッシュに包まれたコンドームがありました。
それから、毎年、叔父さんが来ると夜中に母の部屋の前に行き聞き耳を立てました。
叔父さんが旅館に泊まらないのは、母とSEXをするためでした。
母も私に「早く寝ろ」と言っていたことを考えると叔父さんとの関係を受け入れて
いるのでしょう。今年も叔父さんは来てコンドームが残されました。
そして今年ふと思ったことがあります。
まさか・・・とは、思うのですが私の父って叔父さんでは・・・