昔、住んでいた家は狭くて造りも粗末でしたから、
両親の性生活にはすぐに気付き、狸寝入りでそれを見ていました。
恥ずかしいことですが、肉親とはいえ性交を目の前で見るのは大変刺激的で、
お互いの性器を擦り合わせる姿は衝撃でした。
特に、正常位で出し入れする局部を初めて見たので、今でもこれが一番興奮します。
自慰はしていましたが、精通があったのは中学になってからです。
下着の中に便所紙を忍ばせて、父母の重なり合う姿を
覗き見ながら射精したのは一度や二度ではありません。
あちらの様子がよく分かるのだから、私の自慰も両親には筒抜けだったはずですが、
中卒で家を出るまで、何も言われたことはありません。
学年の中でもおぼこい私を心配して、夜の営みを教えてくれていたのかもしれません。
裕福ではありませんでしたが、世間並みに育ててくれた両親には感謝しています。