昨日の夜に父が赴任先から帰ってきました。
昨日の朝から母は満面の笑みを浮かべいつも以上の掃除と夕食の用意をしていました。
久しぶりのすき焼き、それも高いお肉がたっぷりなんです。
「お父さん、たくさん食べてよ。あまり飲み過ぎないようにね。」
俺から言わせるとこの後の夫婦の時間を母は気にしている様子。
久しぶりの夫婦の時間を作ってあげようと俺は早々退散、部屋へ入っていた。
2時間ほどして風呂の入るため下に降りると何と母と父が一緒にお風呂に入っていた。
こんなこと俺が知るうえで初めてのこと。
やっぱり夫婦だったんだと確信した。
仕方なくもう一度部屋へ戻り1時間後下に降りていくと両親の寝室から母の唸るような声が聞こえてきた。
ベッドの軋み音、そして時々バタンと何かが落ちる音も。
そっと寝室へ近づくと「ああ、、あなたいい、、いいわ。あなた会いたかった。」
母のあんな声初めて聴いた。
明日は大晦日、友人を誘ってどこかのカウントダウンでも行こうかな。
親父、いつまでも元気でいてください。