僕が中学生の頃ですから母親は40歳になるかならないかの頃のことです。
小学校の頃の上級生で、他の先輩は高校に通っていたのですが、高校に行かず働いても長続きしない先輩がいました。
僕は学校の帰りにその先輩と偶然出くわして、小学校の頃は何度か遊んだこともあり知らないわけではないのですが、僕は面倒な人に会ったな、と思って通り過ぎようとしました。
でも立つ瀬その先輩に呼びとめられました。
その先輩は「中学の頃、お前の母ちゃんにタバコが見つかって、がつこにチクられたんだ」と絡んできたので、自業自得だろ、とも思いましたが、そんなことを口にしたらどんな目に合うかわかりません。僕は「そんなことがあったんですか、、」と答えるのみでした。
その先輩は「お前の母ちゃん、きれいだよな。やらせろよ」と言ってきたので、僕は「なんのことかわからないです」とその場を逃げようとしましたが、「逃げんじゃねえよ」と凄まれたので、返事に困っていると、「お前の母ちゃんが昼間どこにいるか教えろよ。無理矢理でもやってやっから」と言うので、僕は「昼間は仕事です」と言うと、「なら、どこに行ってんだよ」と言うので、母親の職場のだいたいの場所と帰る時間を教えてしまいました。
それから何週間か過ぎてそんなことがあったことを忘れかけていた頃、学校の校門の前で先輩は僕を待ち伏せしていました。
先輩は僕のことを見つけると手招きして呼んでいます。
僕は仕方なく先輩のところに行くと、校門の影に隠れるようにして「お前の母ちゃんの行動はだいたいわかった。今度お前の母ちゃんをやりに行くから」と言うと隠してあったバイクに乗って行ってしまいました。
僕は、いくらあの先輩でもまさか40歳ぐらいの大人の女性であり、僕の母親が相手にすることはないと思い、あまり気にせずにしました。