僕は現在45歳です。
僕の住む村では、昭和の頃にある風習がありました。
今はそうでもなくなってきましたが、かつて村では家を継ぐ長男は青年団に入らなくてはなりませんでした。
僕も青年団に東京から村に戻った30歳の時に入りました。
その青年団の飲み会の時に聞いた話です。
かつては青年団の会合の後には、団員の誰かの家で飲み会になるのが常で、飲み会の会場に選ばれた家は断ることなく、青年団員をもてなさなければならなかったようです。
会場に選ばれた家では酒や料理を用意しなければならず、会場に選ばれるのも急に決まるので、その家の奥さんは大変だったようです。
青年団員が家に来ると酒宴が始まり、みんな酔ってくると奥さんに抱きついたり触ったりは当たり前で、奥さんは拒否することはできず、その家の旦那も自分もよその家で同じことをしてるので文句は言えないそうです。
僕が子供の頃、青年団員が来てる時に茶の間に入ると怒られました。
だんだん場が乱れてくると、青年団員はなぜか全員素っ裸になってお酒を飲み、さらに乱れてくるとその家の奥さんも服を脱がされ裸で接待しないといけなかったそうです。
僕の記憶では、茶の間からトイレまでの廊下を青年団員が素っ裸で移動してるのを見たことがあります。
うちには婆さんもいて、素っ裸の団員が婆さんの部屋に間違ったふりをして入ってきたことも何回かあり、婆さんは喜んで見ていて、流石に婆さんが脱がされることはなかったのですが、若い団員のチンチンを見て触ってあげたりしてたことを覚えています。
僕は一度だけ茶の間の襖を開けたことがあり、茶の間では母親が上半身だけ裸で団員のグラスにビールを注いでいるのを見ました、
すぐに父親と母親から「子供は寝なさい」と怒られました。