あれは私が中学二年の夏でした。
母が病気を患って手術して、1か月近く入院した時です。
家には時々、家事を手伝いに叔母(母の妹)が来てくれて、母の着替えなどを洗ったりして夜は泊まっていました。
もうすぐ母が退院という夜、トイレに起きると、両親の寝室から変な声が聞こえたのです。
何だろうと思って近づくと、寝室の灯りが襖から漏れていました。
襖を少し開けて覗くと、蛍光灯をつけっぱなしの布団の上で、下半身丸出しの叔母がうつ伏せで尻を高く上げ、その尻を抱えた父がガニ股で腰を振っていました。
襖の方にお尻を向けていたので、二人の表情は見えませんでしたが、父と叔母の結合部が丸見えでした。
「アウゥゥ・・・に、義兄さん・・・アアッ・・・」
ジュブジュブと泡をまとわりつかせながら、父の赤黒い陰茎が叔母の紫色の陰唇を絡みつかせて出し入れされていました。
今計算してみると、当時父は42歳、叔母は36歳でした。
その後、正常位になってディープなキスをしながら、父と叔母が激しく交わり合い、最後、父は叔母の膣内に射精しました。
私はもう心臓がバクバクして、そっと襖を閉めて部屋に戻りましたが、朝まで寝られたものじゃありませんでした。
興奮してオナニーするどころか、ショックで勃起もしませんでした。
翌日、叔母が作ってくれた朝食は全く味がしませんでしたし、父の顔も見られませんでした。
叔母は、母の洗濯物を持って病院に寄ってから帰りましたが、
「色々世話になって悪いねえ。」
「何言ってんのよ。たった二人の姉妹でしょ。」
母の身体を気遣う叔母を見ていると、昨夜、父と淫らな禁忌の交わりを繰り広げた叔母と同じ人物には思えませんでした。
私はもう中二でしたから、セックスが何であるか知っていました。
母がいながら、母の妹とセックスしていた父に激しい嫌悪感を抱きました。
もちろん、既婚者である叔母にに対する信頼も失くしました。
今では私も結婚して、30代の子育て夫婦です。
今でも時々、父と叔母が交わるあの光景を思い出します。
だから私は、大学時代の彼女とも、就職してからの彼女とも、妻とも、後背位をしません。
後背位をすると、どうしてもあの光景が頭を過るのです。
そして今でも、私は父と叔母を出来るだけ避けています。