昔、俺の家は貧乏だった。
両親と姉、兄、姉と俺との6人家族に6畳と8畳の二間の借家。
8畳が子供の部屋で6畳にキッチンや冷蔵庫、テレビがある居間でそこで食事をし、両親が寝るときは机を片付けて布団を敷くのです。
トイレ子供部屋の奥にあり、お風呂はありませんでした。
夜中に喉が渇くと両親が寝ている部屋へ行き水道の水を飲むのです。
父も母も一つの布団で寝ていて、よく俺が水を飲みに行くと父と母が布団の中で同じようにテレビの方を見て、母のお尻に父の腰が当たっているんです。
いくら暑い夜でも二人の腰にはタオルケットが掛けられていて、時折父が腰を動かすと母が「ああ、、」と小さな声を出すのです。
いつかだったか、居間の押入れの中で寝たときのこと。
明るいので戸を閉めて寝ていると、母のあのときの声が聞こえてきました。
そっとふすまの隙間から見ると、母が横向きで寝てその後ろから父が腰を振っているんです。
掛け布団も掛けていなく父と母の下半身は裸で父のものが母の中に入っているんです。
思わず声を出しそうになりましたが我慢しました。
オシッコにも行きたくなったのですが我慢し、起きると押入れでお漏らししていました。