おやじがおふくろを納屋に連れ込んで一発遣ったあと、わた
しはその晩興奮醒めやらぬまま寝床の中で自慰をしてしまった。
そこまでは先回記したのだが、そのあとも、おふくろがおやじ
を受け入れた体位が何かに似ている、、のが気になってしょう
がなかった。、、、突然、、あああれは野良仕事中のおふくろ
の排尿のスタイルそのものだと気がついた。
あの頃の家の便所は,小用はかめが掘って埋めてある前に板が
渡してあるだけで祖母とおふくろは後ろ向きになりもんぺを足
首まで下げ脚を拡げ尻を後ろに突き出し両手を膝において器用
にジャア~とやっていた。いま考えてみるとあれは性交時の脚
を上げた状態の正常位そのものであり最も膣腔が開く,つまり
オシッコがまっすぐ飛ぶし、勃起した陰茎を受け入れやすいス
タイルなのだ。
あの頃の我が家は貧農だったから、オシッコをカメにしていた
がもう少し裕福な農家では青や緑色をした円錐を逆さにしたよ
うなラッパのような小便器を男は勿論使うがおばあやおっかあ
も後ろ向きになりもんぺをずりさげお尻を突き出しジャ~ジャ
~やっていたのだ。いま思うと
あのように便器の受け口を広くしておかないと女性が飛ばすに
使いにくかったのだ。それというのもまだあのころは尿が貴重な
な肥料だったからだ。大便、小便、風呂の落とし湯はそれぞれ
肥料として別々に有効活用されていた。勿論おふくろはわたしの
姉にはそういう排尿の仕方はさせなかった。もう日本は高度成長
の入り口にさしかかっていた。
農繁期ともなれば田圃のふちや小川の茂みでそんなスタイルの
お母ちゃんの用足しが見られた。わたしも茂みの陰から友達のお
かあちゃんがするところをとっくり見せてもらったことがある。
ふところから布巾を取り出し股を拡げ、恥毛についたつゆを
拭き取るところ、白い下腹部、黒々ツヤツヤした茂みに目が眩ん
だのをいまでも覚えている。
ソレからはその人に道で合う度、「あんた、あのとき見とったろう」
と言われるんじゃないかとドキドキしていた。眉毛の濃い、目鼻立
ちの整った結構美人のお母ちゃんだった。