うちの洗濯場は家の北側の井戸の傍にあった。
普通洗ったものは日当りのいい南の庭に干すのだが、母の
腰巻きは井戸の傍に干してあった。女の下のものは目立つ
所に出さないということらしい。
風呂上がりに髪をとかす時、鏡台の前で上半身は裸で腰巻
だけでくしけずっていた。少し垂れ下がり気味のおっぱい
を揺らしながら丹念にやっていた。乳首は茶色というか紫
色のぶどうの粒のようだった。そんな晩はかならず父と◯
◯するのが、、、、
腰巻きのひもをキュッと締めると腰の線がはっきり出て、
今時のショーツなんかよりずっと扇情的なかんじであった。
父も晩酌をしながらそんな母の姿を見ていたと思う。
上半身をさらし、緋色の腰巻きひとつの湯上がりすがたで
寝る前そのへんをうろうろされると父としてもいやでも、
勃ってしまっていたであろう。もうフンドシの中でビンビン
状態になっていたと思う。
あとはわたしが早々に寝付いてしまわないかと思っていたに
違いない。